地球深部探査船「ちきゅう」船上におけるオマーン陸上掘削コア(第2期)の記載を開始しました
オマーン掘削プロジェクト(Oman Drilling Project)の一環として、本年7月5日(木)~9月5日(水)にかけて、同プロジェクトによって掘削された岩石コア試料を「ちきゅう」の船上ラボ設備において、詳細に記載?解析するプロジェクト(第2期)が実施されます。
本プロジェクトは国際陸上科学掘削計画と国際深海科学掘削計画の連携の下で、昨年7月から9月にかけて「ちきゅう」船上で実施したオマーン陸上掘削コア記載?解析に引き続いて実施されるものです。
本年の第2期では、米国、欧州、オマーン等から計80名以上の研究者が参加(日本からは海洋研究開発機構、新潟大学、名古屋大学、金沢大学、広島大学、九州大学、北海道大学、東北大学、千葉大学、静岡大学等から、学生?ポスドクを含む計23名が参加)し、「ちきゅう」の船上設備を生かして、2か月間24時間体制で集中的にオマーンの岩石コア試料を詳細に記載?解析し、かつての海洋モホ面の岩石学的実態や海洋地殻形成過程の解明が期待されます。
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