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新潟大学将来ビジョン2030

6 経営?組織改革ビジョン

新潟大学は、学長のリーダーシップの下で組織の最適化を図り、新潟大学基金を核とした外部資金の充実と、その他の学内外の多様な資源の活用を通して、地域とともに持続的に発展する活力溢れる大学となる。

【目標6-1】(活力溢れる大学組織の構築)

教育?研究?医療?社会貢献を支える教職員の能力や適性を最大限活かすことができる、組織?人?時間のマネジメントを実行する。

具体策の例

①ダイバーシティ&インクルージョン(※14)の推進等による教育研究組織の活性化と、人事給与マネジメントの強化等による教職員の活性化を図る。
②研究者の研究時間の確保や本学独自の褒賞制度の創設等により研究者活性型の経営を推進する。
③事務組織の再編と事務職員の専門化?高度化により、大学経営を支える人材の育成を推進する。
④RPA(※15)の導入やデジタル化、オンライン化により、大学運営のスマート化を推進する。

(※14)ダイバーシティ&インクルージョン ジェンダー、性的指向?性自認、年齢、国籍、宗教、障がいの有無などの多様性を受入れ、認め合い、活かしていくこと。
(※15)RPA Robotic Process Automation:コンピューター上で行われる業務プロセスや作業を人に代わり自動化する技術。

【目標6-2】(ステークホルダーとの信頼関係の構築と外部資金の充実)

多様なステークホルダーとのエンゲージメント(※16)を通じた信頼関係を構築するとともに、新潟大学基金を核とした外部資金を充実させて、新潟大学の教育?研究基盤の整備を推進する。

(※16)エンゲージメント 相互に交流し深い関わり合いをもって、お互いに貢献し合える関係を築くこと。

具体策の例

①ステークホルダーとの信頼関係を築きながら新潟大学サポーター倶楽部の活動を推進し、会員数を倍増する。
②全学同窓会組織との連携を充実させるとともに、多様なステークホルダーへの発信を推進し、新潟大学基金の充実を図る。

【目標6-3】(学長を中心としたガバナンス体制の構築)

本学の強みを活かした教育研究機能を最大限発揮するため、学長のリーダーシップによる資源配分、成果の徹底的な検証等を通じて、学長を中心とした確固たるガバナンス体制を構築するとともに、経営協議会等による監視機能を強化する。

具体策の例

①若手教員、女性教員の採用を重視した全学的な教員採用制度の導入や、若手教員等の大学経営への参画の促進等により、大学執行体制の強化を図る。
②本学の強み?特色ある分野への人員配分の重点化などにより、学長のリーダーシップによる資源配分を図る。