工学部の金ミンソク准教授の研究プロジェクトが国立研究開発法人情報通信研究機構「Beyond 5G研究開発促進事業」で特に高い評価を受けました
本学工学部の金ミンソク准教授が国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)Beyond 5G研究開発促進事業で採択された研究プロジェクト「テラヘルツ帯チャネルサウンディング及び時空間チャネルモデリング技術の開発」が、同事業における「研究内容の革新性や先進性等に対する評価が高いプロジェクト」として特に高い評価を受けました。同事業で特に高い評価を受けたのは、採択された計49件のうち6件です。
金ミンソク准教授コメント
2030年頃の実用化が期待されるBeyond 5G/6G移動通信システムにおいて、僅か1㎜波長のテラヘルツ波を用いた100 Gbps無線伝送の実現に向けて、様々な移動接続応用の設計?開発及び評価に広く資するための電波伝搬測定技術及び伝搬チャネルモデルの開発を行いました。本研究開発の成果によりテラヘルツ波超高速データ伝送及び高信頼性通信技術がBeyond 5Gで求められる技術シーズとして創出され、ウルトラ超多素子MIMO (multiple-input-multiple-output)や、動的ビーム制御、分散アンテナ、Smart reflectorなどの要素技術の確立に貢献できることを期待します。
開発したテラヘルツ波測定システム(154/300 GHz デュアルバンド)
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