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理学部の椎野勇太准教授が日本古生物学会学術賞を受賞しました

2023年08月01日 火曜日 トピックス

理学部の椎野勇太准教授が、日本古生物学会学術賞を受賞し、2023年6月30日開催の日本古生物学会総会において表彰されました。

学術賞は、優れた研究成果をあげ、古生物学の進歩に貢献し、将来の発展が期待される者に授与されます。
受賞題目は「流体力学を用いた古生物の機能形態的?進化形態学的研究」であり、古生物の形に秘められた機能と進化に関する研究スタイルの確立とその成果が高く評価されました。特に、過去5億年間にわたって繁栄や絶滅を繰り返してきた腕足動物の濾過摂食に関連する形態?流体解析、約2.5億年前に絶滅した三葉虫の遊泳性能を解析した研究成果が、古生物における形態の機能的統合を実証した例として位置づけられています。

椎野准教授のコメント

私が修士2年生のときに「研究なんてやめてやる」と決意してから、突然気が変わり、研究を続けてみようと思わせてくれたのが、この受賞題目に相当する研究テーマです。受賞の喜びとともに、今後はたくさんの研究時間を確保できると嬉しいなあ、と思っております。

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賞状と化石
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本件に関するお問い合わせ先

理学部総務係
電話 025-262-6102

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