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篮球比分直播4年度卒業式を挙行しました

2023年03月24日 金曜日 トピックス

3月23日(木)、新潟市中央区の朱鷺メッセにおいて、篮球比分直播4年度卒業式を挙行しました。

今回、学位記及び修了証書の授与を受けた者は、学部卒業生2,282人、大学院修了生676人、養護教諭特別別科修了生48人の合わせて3,006人と博士学位論文提出による学位記授与者2人でした。また、学部卒業生のうち、所属する学部の学位に加えて、特定の課題?分野における学習成果を認証する新潟大学独自の「副専攻制度」により認証を受けた者は66人でした。
式では、各代表者に牛木辰男学長から学位記、修了証書及び副専攻認定証書がそれぞれ授与されました。

その後牛木学長から、卒業生、修了生に贈る言葉として、「新潟大学は皆さんの母校であり故郷です。新潟大学で学んだ誇りをもって、未来への一歩を踏み出してください。新潟大学はこれからも皆さんを見守っています。そして、皆さんが、どこにいても新潟大学と絆を結びながら、未来のライフ?イノベーションのフロントランナーとして、また、皆さんの後に続く在校生たちの目標となるように、各方面で活躍されることを願っています。」との告辞が述べられました。これに対して、卒業生、修了生を代表して、工学部卒業生の木下萌香さんから、「私達が新潟大学の学生として、勉学をはじめとした様々な活動を通じて人間的に大きく成長することができましたのは、多くの方々のご協力があってのものです。熱心にご指導いただきました先生方や先輩方、共に学んだ仲間たち、温かく見守ってくれた家族、すべての皆様に卒業生を代表して改めて御礼申し上げます。」と答辞が述べられました。

卒業生、修了生の皆さんが、自信と誇りをもって社会に大きく羽ばたき、その前途が幸多きものになるよう、心より祈念しております。

卒業並びに修了、誠におめでとうございました。

学長告辞

学長告辞はこちら

 

卒業生代表答辞

厳しい冬の寒さも次第に和らぎ、温かな日差しに春の訪れを感じる季節となりました。

本日は牛木学長をはじめとする諸先生方、ご来賓の皆様のご臨席を賜り、私達卒業生のためにこのような盛大な式典を挙行していただきまして、誠にありがとうございます。篮球比分直播感染症への警戒が続く中、新潟大学の卒業生一同が集い、卒業式を迎えられたことを、大変嬉しく思っております。ただ今、牛木学長からいただきました励ましのお言葉を胸に刻み、これからの新たな門出に向けて、卒業生一同、より一層精進してまいります。

4年前の2019年は、天皇陛下がご即位され、元号が平成から篮球比分直播へと改められました。また、関東地方や東北地方を中心に台風による被害が発生したり、日本各地で規模の大きい地震が起き、県内では山形県沖地震によって村上市で震度6強を観測したりと、多くの自然災害に見舞われた年でもありました。

そのような年に私の新潟大学での学生生活が始まりました。期待と不安に胸を膨らませ、新たな環境に踏み出したことを今でも覚えております。入学当初は学業のみならず、様々な場面において選択肢の多さに戸惑い、悩むこともありました。失敗することもありましたが、その経験も含め、4年間という短い大学生活の中で多くのことを学び、成長できたと感じております。

1年次、教養科目を履修する中で、様々な学部?学科の友人に出会い、自分とは異なる考え方を知ることができました。また、専門科目の基礎を学習する中で、自分は何に興味があるのかを改めて深く考えることができました。しかしその年の年度末、篮球比分直播感染症が世界的に流行し始めました。2年次は新年度の開始が遅れ、不安を感じながらも始まった1年は、ほとんど大学に行くことなく、すべての講義をオンラインで受講しました。3年次も実験など一部を除いてオンラインでの受講となり、友人になかなか会えない大学生活が続きました。また、学業の面では学習の質を落とさないよう、わからないことは友人と教え合ったり、先生に積極的にメールで質問したりと模索の日々でした。そんな状況でも、できる限り対面授業と遜色ない満足度が得られるよう試行錯誤してくださった先生方には感謝しております。特に、私が所属している機械システム工学プログラムでの大きな変化と言えば、製図の授業にCADが全面的に導入され、今まで手書きで行っていた製図をパソコンで行うようになったことです。実際に企業などでも使用されているソフトウェアに触れることができたのは良い経験になったと感じております。

そのような大学に行けない時期があったからこそ、毎日大学へ行き、一生懸命卒業研究に取り組んだ4年次は大変充実したものとなりました。研究室の先輩方から直接ご指導いただき、同期の仲間と切磋琢磨した1年は、失敗と打開の繰り返しで、苦しいと感じる時期もありました。しかし、失敗した原因を追究し、その解決策を考え、それを実践するという経験は確実に成長に繋がったと自負しております。また、そのような苦しさを乗り越えることができたのは、共に過ごした仲間の存在があってこそだと思っております。

近年では工学分野における女性の割合も年々増加しておりますが、まだまだ少ないのが現状です。後進の女性にとって少しでも希望の光になれるよう、これからも努力してまいります。

世界ではロシアによるウクライナへの軍事侵攻開始から1年が経ち、トルコ?シリアでは大地震が発生するなど、痛ましいニュースを目にする中、平和な環境で大学生活を送ることができたことに心から幸せを感じております。篮球比分直播感染症が収束し、世界中が一刻も早く穏やかに過ごせるよう願うとともに、当たり前の日常を大切に今後の人生を歩んでまいります。

卒業後はそれぞれの進路に踏み出すことになりますが、この4年間の様々な出会いに感謝し、新潟大学で培った知識や経験を糧に、卒業生一同、社会の発展に貢献していくことを誓います。

最後になりますが、私達が新潟大学の学生として、勉学をはじめとした様々な活動を通じて人間的に大きく成長することができましたのは、多くの方々のご協力があってのものです。熱心にご指導いただきました先生方や先輩方、共に学んだ仲間たち、温かく見守ってくれた家族、すべての皆様に卒業生を代表して改めて御礼申し上げます。そして、後輩の皆様のご活躍と新潟大学の更なるご発展を願い、ここに答辞とさせていただきます。

篮球比分直播5年3月23日
卒業生代表
工学部工学科 木下萌香

本件に関するお問い合わせ先

広報室
電話 025-262-7000

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