2023年2月21日（火）、新潟県が推進する「地域活性化雇用創造プロジェクト」事業の一環として、「～ “インターンシップ” のその先へ～地域にある課題とミッションに惹かれて集う大学生たち」オンラインセミナーを開催し、産学官の多様な立場の方々、計22名が参加しました。

開始に際して本学社会連携担当の阿部和久副学長より、当プロジェクトの内容および、「新潟地域連携コミュニティ」と連携をとって開催していることについて説明がありました。

セミナー前半の事例紹介では、大学生と地域の企業や地域の課題とを結ぶ場づくりや、活動を仕掛けるNPO、企業、自治体の3者より取り組み事例を紹介いただきました。

NPO法人ETIC.（エティック）ローカルイノベーション事業部　事業部長　伊藤 淳司氏からは、同法人の「長期実践型インターンシップ」「地域ベンチャー留学」について説明があり、実際に参加した学生からも具体的な内容が紹介されました。

続いて、株式会社プロッセル代表取締役CEO　横山 和輝氏から、オンラインのビジコン形式インターンシップである「オンコン」や、全国各地の高専の授業を受託してオンラインでインターンシップを実施する取り組みなど、高専人（高専卒者）をはじめとする学生を対象とした就活支援、採用支援の事業について説明がありました。

続いて、新潟県知事政策局地域政策課　地域づくり支援班　主任　桝潟 晃広氏から、篮球比分直播4年9月に新潟県主催、妙高市、糸魚川市、上越市との共催で開催した4泊5日の課題解決型インターンシップ「TOGARU」の実施内容について紹介がありました。

後半は、紹介事例ごとのルームに分かれてワークショップを実施し、取り組み事例についての質疑応答のほか、参加者からは自社でのインターンシップの課題や悩みなどのさまざまな発言があり、講師から課題解決に向けてのアドバイスなどいただきながら、活発な意見交換が行われました。
各ルームではそれぞれの事業に参加した学生からも、具体的な体験について学生目線での話も聞くことができました。

インターンシップは採用との関連で考えられることが多いですが、企業の課題解決、地域の課題解決など、目的を採用に限らない学生と企業との新たな接点づくりについて、具体的な事例から学びを深めることができました。

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