本学大学院医歯学総合研究科腎研究センター病態栄養学講座の細島康宏特任准教授は、日本病態栄養学会2022年度学会賞「Albireo Award」を受賞し、2023年1月13日から15日に京都府京都市の国立京都国際会館にて開催された第26回日本病態栄養学会年次学術集会にて表彰されました。
この賞は病態栄養学の分野において優秀な業績を発表し、日本病態栄養学会の発展に貢献した者に対して授与されるものです。
細島特任准教授の受賞件名は「植物性たんぱく質摂取が生活習慣病に与える影響の解明」であり、生活習慣病の発症?進展を予防する抜本的な食事療法は未だ確立していない中で、植物性タンパク質に注目をし、これまでにない新しい視点である、「米」のたんぱく質や食事性酸負荷に着目した新しい食事療法の可能性を模索してきたことが評価され、この度の受賞となりました。今後はこれらの研究をさらに推進する中で、日本食パターンの重要性を広めたいとしています。
これまでの受賞者は全て糖尿病関連領域の研究者であり、腎臓領域の研究者として初の受賞でした。また、新潟県内の研究者としても初受賞です。

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