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若林 悦子助教らがJSEE 2022 Annual Conference International Session Awardを受賞しました

2022年11月21日 月曜日 研究成果

若林悦子助教(工学部/協創経営プログラム)らが2022年9月8日に開催された日本工学教育協会第70回年次大会?工学教育研究講演会国際セッション(オンライン開催)において発表した論文が、“JSEE 2022 Annual Conference International Session Award”を受賞しました。

日本工学教育協会では、年次大会国際セッションで発表された論文を対象に優秀発表論文を選出しており、10月18日に開催された同協会国際委員会での審議の結果、受賞にふさわしいと高く評価されました。

受賞論文は、燕市の「公益社団法人つばめいと」と本学工学部の「大学の世界展開力強化事業G-DORMプロジェクト」が共同で実施した国際グループワーク?インターンシップの事例を通じ、大学と企業とが協働で行う産学連携課題解決型インターンシップにおけるコーディネート機能が教育面での有効性のみならず、中小企業経営と地域社会にもインパクトを与えることを明らかにしました。特に、大学外部の組織が、大学と企業双方が納得できるインターンシッププログラムを、個々のケースに応じてテーラーメイドで開発するためのプロセスとその要点を示したものです。

筆頭発表者の若林助教は、公益社団法人つばめいとの事務局長として燕市内企業と大学等との産学連携促進に従事しながら、同時にクロスアポイントメント制度により本学工学部助教として、主に協創経営プログラムが開講する産学連携インターンシップ教育を担当しています。また現在は本学大学院自然科学研究科博士後期課程に在籍し、産学連携教育が地域社会や企業に与える効果と影響に関する研究を行っており、本受賞論文はこうした教育研究と実務家としての活動の総合的な成果と言えます。

著者: 若林 悦子、小浦方 格、上田 和孝
論文タイトル:Highlights in Coordination for Tailor-made Global PBL Internships with SMEs; A Case of G-DORM Internships in Tsubame City
掲載誌:Etsuko WAKABAYASHI, Itaru KOURAKATA, Yasutaka UEDA, “Highlights in Coordination for Tailor-Made Global PBL Internships with SMEs; A Case of G-DORM Internships in Tsubame City,” JSEE Annual Conference International Session Proceedings, 2022, Volume 2022, 2022 JSEE Annual Conference, Pages 14-17.
論文掲載サイト

 

賞状を掲げる若林悦子助教(工学部/協創経営プログラム)

本件に関するお問い合わせ先

自然科学研究科事務室
電話 025-262-7352

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