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本学が開発した『コシヒカリ新潟大学NU1号』篮球比分直播4年度実証実験の報告記者会見を開催しました

2022年11月08日 火曜日 トピックス

本学は、2022年10月28日(金)、駅南キャンパスときめいとにて、篮球比分直播4年度に実施した「コシヒカリ新潟大学NU1号(以下「NU1号」)」の実証実験の報告記者会見を行いました。会見には、本学農学部の三ツ井敏明教授、刈羽村の品田宏夫村長が出席しました。

NU1号は、新潟大学?刈羽村先端農業バイオ研究センター(KAAB)の研究グループ(農学部?三ツ井敏明教授ら)が開発した、高温?高CO?耐性を有する新品種のコシヒカリです。コシヒカリが、近年の猛暑による高温で被害を受けることで、一等米比率が大きく低下するなど地域の農業は大きな影響を受けています。高温環境下でも収量や品質が低下しないイネの開発が強く求められる中で、三ツ井教授らは約20年にわたり研究に取り組んできました。
篮球比分直播4年度は、実証実験の規模を昨年度の3か所よりさらに拡大し、新潟県内7か所(村上市?新発田市?阿賀町?柏崎市?刈羽村?南魚沼市?上越市)にてNU1号の栽培を行いました。今年の6~9月は例年より高い気温の日が続き、また8月には村上地域の圃場が豪雨の影響で冠水するという被害もありましたが、今年度収穫されたNU1号も外観品質?食味ともに良い結果を得ることができました。
記者会見にて、三ツ井教授は「実証実験にご協力いただいた方々、そしてNU1号応援基金にご寄附いただいた方々に大変感謝している。来年度も引き続き栽培地域を拡大して実証実験を行うとともにNU1号の保存方法についても検討を進めたい。」と述べました。品田村長からは、「長年にわたり新潟大学と刈羽村が協力してきた研究の成果を、記者会見という形で報告できることは大変喜ばしい。今後、地球温暖化が進む中で『暑さに強いお米』やその技術に大いに期待したい。」と応援の言葉がありました。

本学は、今後も本学の教育研究成果をもとに、地域との協働による様々な活動を行い、地域社会の発展への貢献を目指して取り組んでいきます。

お知らせ

このたび、NU1号について新しい名前を募集することとなりました。詳細は以下の関連リンクよりご覧いただけます。皆様からのご応募をお待ちしております。

本件に関するお問い合わせ先

研究企画推進部産学連携課
電話 025-262-7599

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