2022年度新潟大学サマープログラムを開催しました
本学留学センターは、8月22日(月)から26日(金)にわたり、オンラインによる「新潟大学サマープログラム2022」を開催し、7カ国?地域の16の協定校から36名の学生と、18名の本学学生が参加しました。篮球比分直播感染症の影響により、渡航型留学プログラムが実施困難な中、将来、海外留学を目指す本学学生と日本留学を目指す海外協定校の留学生を対象に、留学に必要とされる語学力やディスカッション力を養うため、企画されました。
プログラム前半は、本学学生向けコースと留学生向けコースに分かれて、進められました。本学学生向けコースでは、日本の政治や経済、文化等、留学先で質問されやすい、日本の現代諸事情について、英語で説明するための知識や語学力を身に付ける実践的な授業が展開されました。日本人教員と英語を母語とする教員が指導にあたったほか、医学部や農学部教員による特別講義も組み込まれ、新型コロナワクチンや日本の農業の特徴など、より専門的なトピックにも触れられる機会を持ちました。
新型コロナワクチンについて講演する齋藤教授
特別講義を行う原田教授と参加学生
留学生向けコースでは、将来の日本留学に備え、日本語読解や音読を通じて、日本の現代諸事情について理解を深める集中的な語学教育が行われました。「初級」「中級」の2コースが設定され、学生の日本語習熟度に応じて、日本語教育の専門家が語学力の底上げを図りました。
最終日には、本学学生と留学生が英語を共通言語として、日本や日本文化について、ディスカッションをする国際オンライン協働学習(COIL)形式の授業が展開されました。日本人学生は、プログラムで学んだ知識を活用し、日本の工業技術や文化、災害対策などについて英語で説明するプレゼンテーションに取り組みました。また、留学生に向け、本学の特長を発信するプレゼンテーションも行い、本学で留学生活を送る魅力を発信しました。発表後には、協定校学生が本学学生に積極的に質問を投げ掛けるなどして、自由な会話を楽しみつつ、交流を深めました。
日本語クラスの様子
日本文化について発表する本学学生
プログラムの最後には、坪井望?留学センター長が、本学独自の留学プログラムを紹介し、「コロナ禍が収束したら、ぜひ、海外留学に挑戦してみてください。協定校の皆さんとも、新潟大学でともに学ぶ日を楽しみにしています」と期待を寄せました。プログラムを通して、国籍?専門分野などの異なる学生たちが、Zoomを介して集まることとなり、オンライン留学の長所を生かした教育内容を実現できました。留学センターでは、今後も様々な国際教育プログラムを実施してまいります。
新潟大学や新潟について発表する本学学生
参加者全員による記念撮影
本件に関するお問い合わせ先
学務部留学交流推進課留学生係
電話 025-262-7333