高エネルギー加速器研究機構と連携?協力の推進に関する基本協定書及び覚書を締結しました
本学は、6月30日(木)に、大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(KEK)と連携?協力の推進に関する基本協定書及び覚書を締結しました。
本学の高エネルギー物理学研究グループは、KEKと日本原子力研究開発機構(JAEA)が共同で運営する大強度陽子加速器施設 (J-PARC) で計画中の素粒子実験 (muon g-2/EDM, COMET) に参加し、実験準備?建設に大きく貢献しています。
今回の締結により、本学及びKEKは、共同研究、人材交流、人材養成、情報交換等の連携?協力を積極的に推進するとともに、J-PARCに、大阪大学、京都大学、九州大学、名古屋大学、岡山大学、山形大学に次ぎ、本学の分室が設置されます。
同日オンラインで行われた調印式で、牛木学長は「素粒子原子核物理学等をはじめとした加速器利用研究領域における研究開発、人材育成等について、連携?協力を促進したい」、KEK山内機構長は「大学共同利用機関法人として、新潟大学の幅広い研究者からも積極的に施設を活用してほしい」とそれぞれ述べました。
今後は、分室設置によるJ-PARCの利便性向上、現在計画中の素粒子実験の実現に向けた動きの加速、大型施設を利用した人材育成、新たな研究者間の連携が増えることが期待されます。
【新潟大学 出席者】
(左から)
●自然科学系長 松尾 正之
●自然科学系教授 早坂 圭司
●学長 牛木 辰男
●副学長/量子研究センター長/自然科学系教授 淺賀 岳彦
●研究?大学院担当理事/副学長 末吉 邦
【高エネルギー加速器研究機構 出席者】
(左から)
●素粒子原子核研究所長 齊藤 直人
●機構長 山内 正則
●理事 幅 淳二
●J-PARCセンター長 小林 隆
本件に関するお問い合わせ先
自然科学系 学系研究支援係
電話 025-262-6840