このページの本文へ移動
  1. ホーム
  2. ニュース
  3. フィールドを舞台に農業DXをけん引する高度農業人材育成プログラムキックオフシンポジウムを開催しました

フィールドを舞台に農業DXをけん引する高度農業人材育成プログラムキックオフシンポジウムを開催しました

2022年07月08日 金曜日 トピックス

本学では、2022年7月1日(金)に「フィールドを舞台に農業DXをけん引する高度農業人材育成プログラムキックオフシンポジウム」を開催しました。

本学は、文部科学省公募事業「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」に採択され、「フィールドを舞台に農業DXをけん引する高度農業人材育成プログラム」を開始しました。本事業の目的は、新潟の強みと特色を活かしフィールドを舞台とした実験?実習科目等の開発?高度化を通じてデータサイエンティストの資質を備えた高度農業人材を育成することにあり、本シンポジウムは、その目的の一環として、農業DXをけん引する実社会のエキスパートに取組内容をご紹介いただくとともに、本学のDX事業の在り方を考える機会として開催しました。

シンポジウムでは、牛木辰男学長および本事業の推進責任者である中田誠農学部長の開会挨拶の後、文部科学省高等教育局専門教育課課長補佐の前田隆司氏から、産業DXをけん引する高度人材を育成する大学教育のデジタル化への期待について講演が行われました。続いて、農林水産省大臣官房政策課技術政策室課長補佐の木村晃太郎氏から、現場の課題を技術で解決する「スマート農業」の推進について講演が行われました。
話題提供では、本事業のディレクターである本学自然科学系の長谷川英夫教授から本学が推進するプログラムの取組について説明がありました。続いて、株式会社Molick代表取締役の渡邊匠海氏、三信トレーディング株式会社代表取締役の范軍氏及び独立行政法人国際協力機構経済開発部農業?農村開発第一グループ次長の大島歩氏から、農業DXをけん引する実社会のエキスパートとして、それぞれの取組についてご講演いただきました。
総合討論では、モデレーターに佐藤亮一副学長(DX推進担当)、パネリストに基調講演者、話題提供者を迎え、地域の特徴を活かした農業DXと大学教育の役割について議論が行われました。最後に澤村明理事(評価?教員組織担当)から閉会の挨拶があり、シンポジウムは盛会のうちに終了しました。
当日は、本学教職員、学生に加え、文部科学省、農林水産省及び自治体関係者等から90名の参加がありました。

今後は、導入されたDX機器を活用しながら、産業界等と連携して授業科目の高度化を図り、高度農業人材の育成に努めていくこととしています。

文部科学省高等教育局専門教育課課長補佐 前田隆司氏
文部科学省高等教育局専門教育課
課長補佐 前田隆司氏
農林水産省大臣官房政策課技術政策室課長補佐 木村晃太郎氏
農林水産省大臣官房政策課技術政策室
課長補佐 木村晃太郎氏

 

総合討論の様子
総合討論の様子

本件に関するお問い合わせ先

農学部事務室
電話 025-262-6879

他のニュースも読む