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篮球比分直播3年度卒業式を挙行しました

2022年03月23日 水曜日 トピックス

3月23日(水)、新潟市中央区の朱鷺メッセにおいて、篮球比分直播3年度卒業式を挙行しました。 今回、学位記及び修了証書の授与を受けた者は、学部卒業生2,359人、大学院修了生656人、博士学位論文提出による学位記授与者4人、養護教諭特別別科修了生50人、合わせて3,069人でした。また、学部卒業生のうち、所属する学部の学位に加えて、特定の課題?分野における学習成果を認証する新潟大学独自の「副専攻制度」により認証を受けた者は50人でした。 式では、各学部卒業生、大学院修了生、養護教諭特別別科修了生及び副専攻認定証書授与者の各代表者に、牛木辰男学長から学位記、修了証書及び副専攻認定証書がそれぞれ授与されました。 その後牛木学長から、卒業生、修了生に贈る言葉として、「新潟大学は皆さんの母校であり故郷です。新潟大学で学んだ誇りをもって、未来への一歩を踏み出してください。新潟大学はこれからも皆さんを見守っています。そして、皆さんが、皆さんの後に続く在校生たちの目標となるように、各方面で活躍してくれることを願っています。」との告辞が述べられました。これに対して、卒業生、修了生を代表して、歯学部卒業生の谷川友菜さんから、「私達が新潟大学の学生として、勉学をはじめ、多方面にわたる活動を通じて、成長する貴重な機会が得られたのは、多くの方々のご協力があってのものです。未熟な私達に熱心にご指導いただいた先生方、共に学び成長した仲間たち、温かく見守ってくれた家族、地域の方々、すべての皆様に卒業生?修了生を代表して改めて御礼申し上げます。」と答辞が述べられました。 卒業生、修了生の皆さんが、自信と誇りをもって社会に大きく羽ばたき、その前途が幸多きものになるよう、心より祈念しております。 卒業並びに修了、誠におめでとうございました。

学長告辞

 

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卒業生代表答辞

風雪が吹き荒れた新潟の冬も、次第に寒さが緩み、柔らかな春の訪れを全身に感じられる季節となりました。 本日は、牛木学長を始めとする諸先生方、ご来賓の皆様のご臨席を賜り、私達、卒業生のために盛大な式典を挙行していただきまして、誠にありがとうございます。篮球比分直播感染症の流行が繰り返される中で、新潟大学の卒業生が一同に集い、このような卒業式を迎えることが出来たことを、とてもうれしく思っています。開催に向けてご尽力頂きました牛木学長はじめ、関係者の皆様のご尽力に心より御礼申し上げます。また、今ほど、牛木学長からいただきました励ましのお言葉を胸に刻み、これからの新たな門出に向け、卒業生?修了生一同、より一層精進してまいります。 スノーボードで金メダルを獲得した平野歩夢選手を始め、新潟県出身の多くの選手が活躍した北京オリンピックは記憶に新しいところですが、私が新潟大学に入学した4年前の2018年も、平昌オリンピックが開催され、日本選手の活躍に日本中が沸いていました。なかでも、カーリング女子日本代表の試合中の言葉が新語?流行語大賞に選ばれるなど、トップアスリートののんびりとしたやり取りが、受験で不安な日々にほっとしたひと時をもたらしてくれたことを憶えています。その一方で、大阪府北部地震や西日本豪雨、北海道胆振東部地震等の災害にも見舞われ、自然の猛威を感じさせられた年でもありました。 このような年に私の新潟大学での学生生活が始まりました。地元山梨県を離れ、新潟県という新たな地で生活を始めることに大きな期待と不安を感じていました。入学当初は学業においても私生活においても、何もかも自分自身で決めなければならないという環境に圧倒され、些細なことにも戸惑うことが多く、自分が本当に何をしたいのか自問自答する日々でした。そのような時に私に新たな目標?目指すべき方向を示してくれたのは新潟大学や新潟という地で出会った人たちでした。 1年次、五十嵐キャンパスで教養科目を履修する中で、学部や学科が異なる多くの人に出会い、授業で相互に話し合うグループワークを通して、様々な考え方、モノの見方の多様さを知りました。2年次以降は旭町キャンパスで歯科衛生士、社会福祉士としての専門分野の授業が始まりましたが、3年次に児童福祉などの専門科目を学ぶ中で、2年生の時から続けていた児童相談所一時保護所でのボランティアや子ども学習支援活動の実体験が、専門講義の内容と重なり合い、自ら行動することで道が開けることを実感しました。 4年次は、4月から12月までの医歯学総合病院での歯科衛生士臨床実習、1か月間の社会福祉現場実習、卒業論文、2つの国家試験対策に加え、就職活動も行うという非常に忙しい日々でした。その中でも、児童自立支援施設での社会福祉現場実習は強く印象に残っています。様々な理由で家庭を離れ、施設で生活する児童達に対し、最初は、何に興味があって、何を話せば良いのかさえ分からずにいました。しかし、実習を通じて、困難を抱える児童達の「今」を受け容れ、職員が彼らと共に勉強、スポーツ等を行う「共働」の姿勢と、自らの言葉に責任を持ち行動する「有言実行」の態度が信頼関係を築いていくことを学びました。私は4月から地元、山梨県の福祉職として勤務することになりますが、そのための基礎となる重要な学びであったと思います。 さて、昨今の篮球比分直播感染症の世界的流行やロシアによるウクライナへの軍事侵攻など、様々な世界情勢を目の当たりにし、平和で安心して学業に取り組むことができたことの幸せを心から感じております。当たり前の日常が、実は永遠に続くものではないことを改めて思い知らされました。 今回、篮球比分直播の影響で、授業や実習に大きな制限が加わりましたが、先生方はじめ、皆が協力して努力と工夫を重ねることで、その制約を乗り越えてきました。病院での臨床実習においても、患者さんへの感染拡大が心配される中、病院長はじめ、感染管理部の方々、多くの方々のご理解?ご協力で、1人の感染者も出さずに全うすることができました。 このように、日々、大小、様々な問題や衝突が発生しますが、お互いが率直に意見を交わし、それぞれの立場を理解しながら、知恵を出し合い、解決に向けて努力を積み重ねていくことで、必ず、より良い方向に進んでいけると信じています。 「自律と創生」を理念とする新潟大学で学んだ知識や経験、そして先生方、同級生をはじめとした多くの人との繋がりを糧として、私達、卒業生一同、平和でより良い社会の実現に貢献していくことを誓います。 最後になりますが、私達が新潟大学の学生として、勉学をはじめ、多方面にわたる活動を通じて、成長する貴重な機会が得られたのは、多くの方々のご協力があってのものです。未熟な私達に熱心にご指導いただいた先生方、共に学び成長した仲間たち、温かく見守ってくれた家族、地域の方々、すべての皆様に卒業生?修了生を代表して改めて御礼申し上げます。そして、後輩の皆様のご活躍と新潟大学のますますのご発展を願い、ここに答辞とさせていただきます。

篮球比分直播4年3月23日 卒業生代表 歯学部口腔生命福祉学科 谷川友菜

本件に関するお問い合わせ先

広報室 電話 025-262-7000

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