教育?学生支援機構の木村裕斗准教授が国際戦略経営研究学会賞を受賞しました
教育?学生支援機構の木村裕斗准教授が、国際戦略経営研究学会の2021年度学会賞(論文部門)を受賞しました。
本学会賞は、戦略経営研究について貢献するところが大きいと認めた会員を表彰し、国際戦略経営研究学会及び戦略経営の理論と実践の発展をはかることを目的としています。受賞部門は論文部門と著書部門があり、今回受賞の学会賞(論文部門)では、2020年4月1日より2021年3月31日までに刊行された“Journal of Strategic Management Studies”及び戦略経営ジャーナルに掲載された論文を対象とし、戦略経営に関する理論または実践の発展に貢献するところが顕著であると認められた論文を執筆した会員に授与されるものです。
受賞論文
木村准教授のコメント
「三人寄れば文殊の知恵」と言われますが、集団の成果が個人の総和を上回るとは限りません。このような問題意識から、本論文では職場の事例に関する集団討議を実験的に行い、個人の創造的思考態度に対する影響を検討しました。
分析の結果、勤勉性の低い人の方が創造的な傾向があることや、協調性の高い人はチーム内の相互作用が活発になると、むしろアイデアの拡散を抑えてしまうなど、集団と創造性に関するいくつかの興味深い知見を得ることができました。
関連リンク
国際戦略経営研究学会 The International Academy of Strategic Management


本件に関するお問い合わせ先
学務部学生支援課総務企画係
電話 025-262-6305
他のニュースも読む
-
研究成果 2025年09月10日
体内栄養状態を感知するmTORC1経路の活性制御機構を解明-リソソーム膜上におけるTSC2の選択的脱リン酸化がmTORC1の活性を厳密に制御する-
-
研究成果 2025年09月05日
「小さな魚から自閉症研究に新展開-自閉症モデルの社会性障害に「環境」が影響-」
-
研究成果 2025年08月27日
河川の乱流制御を可能とする新発見-水害の大幅な削減につながる河道や都市排水施設の設計が可能に-
-
研究成果 2025年08月27日
生きたまま頭蓋骨を透明にする「シースルー法」を開発-頭蓋骨を残したまま、簡便?非侵襲?高精度に脳内をライブイメージングできるようになった!-