本学と日産自動車株式会社との共同プロジェクトが発展?拡大し、 産学連携によるバーチャル研究所「交通安全未来創造ラボ」を開始しました
本学教育学部の村山敏夫准教授と日産自動車との共同研究が発展?拡大し、このたび日産自動車、新潟大学、北里大学、相模女子大学が連携したバーチャル研究所「交通安全未来創造ラボ」を創設し、活動を開始しました。
本学と日産自動車株式会社は、2018年に、まち?生活?交通を結び、安全な未来を目指す交通安全プロジェクト「トリトン?セーフティ?イニシアティブ」を立ち上げ活動を展開しており、これまでにも交通死亡事故ゼロを目指した高齢ドライバーや幼児?児童、訪日外国人、さらに過疎化による公共交通機関の縮小等で移動に不安や不自由を抱えている一人ひとりに寄り添いながら、誰一人取り残すことのない交通社会におけるダイバーシティ(多様性)の実現を目指す様々な取組を展開してきました。本ラボはその活動を発展?拡大させるプロジェクトです。
本プロジェクトでは、昨今の社会問題の一つとなっている高齢ドライバーの交通事故削減を優先課題として設定し、身体機能に関することだけでなく、生活習慣や文化、地域社会との繋がりまでを含めて、多岐にわたる分野の研究者(生体医工学、医療衛生、生活?衣装デザイン、ソーシャルデザイン等)とともに、高齢ドライバーが健康で長期間にわたり安全に運転できるような交通安全ソリューションの創出に向けてチャレンジしていくこととしています。
本学では、今後も多様なステークホルダーと協働し、社会課題の解決を目指した様々な取組を展開してまいります。
○本取組の詳細は、こちらからご覧いただけます。
○「トリトン?セーフティ?イニシアティブ」について
「トリトン(ToLiTon)とは、Town, Life and Transportationの頭文字をとったもので、従来の交通安全啓発の枠組みにとどまらない「まち?生活?交通」を結ぶ提案を目指していくというプロジェクトのコンセプトを表現したものです。
本件に関するお問い合わせ先
研究企画推進部産学連携課
電話 025-262-7599