G-DORM短期留学受入プログラムがマイナビインターンシップアワードで優秀賞を受賞しました
本学工学部と「公益社団法人つばめいと」が連携して取組む国際グループワーク?インターンシップが、マイナビ第3回『学生が選ぶインターンシップアワード』において、G-DORM短期留学受入プログラムで「優秀賞」を受賞しました。
【学生が選ぶインターンシップアワード】とは、学生の社会的?職業的自立に貢献したインターンシッププログラムを表彰する、日本最大級のアワードです。
学生の職業観涵養を促進する効果的なインターンシッププログラムを周知することで、プログラムの質的向上および実施企業数の増加を実現し、学生と企業のより精度の高いマッチングを目指すもので、2018年5月に第1回目のアワード選定が開始されました。
第3回目となった今回は、全国より361法人計482プログラムの応募があり、大賞1法人、文部科学大臣賞1法人に次いで、本学が優秀賞6法人のうちの1法人として選定されました。
また、大学が表彰対象に加えられてから初めての表彰となりました。『優秀賞』は、独創的なインターンシッププログラムや多彩な機会創出により、学生の専攻を考慮したキャリア教育の機会を提供するなど、他社の模範となる取組みを実施し、その成果が認められる大学等または企業?団体に表彰されるものです。
本学工学部では、大学の世界展開力強化事業「メコン諸国と連携した地域協働?ドミトリー型融合教育による理工系人材育成」(略称G-DORM)の一環で、王立プノンペン大学(カンボジア)、ラオス国立大学(ラオス)、チュラロンコン大学(タイ)、ハノイ工科大学(ベトナム)の4大学と連携し、短期(10日程度)?中期(2ヵ月)?長期(6~12ヵ月)の受入?派遣プログラムを実施しています。
G-DORMの留学プログラムでは、本学とメコン地域4大学の理工系学生が、学年縦断?分野横断?多国籍学生チームを結成し、主に新潟とメコン諸国において、新潟地域関連企業等における課題解決型のグループワーク(以下GW)?インターンシップに取組みます。これにより、「地域協働の産学連携視点」?「融合分野的発想力、国際性、リーダーシップ」?「産業変遷の一貫的プロセスの知見」を涵養し、「地域創生課題解決能力と融合的視点をもつ理工系グローバル?リーダー人材」を育成します。
今回の受賞は、短期留学受入プログラムにおいて、燕市と共に産業振興活動に取り組んでいる「公益社団法人つばめいと」と本学工学部が連携し、「国際展開インターンシップin燕市」と題して2019年8月に実施したGWインターンシップです。
メコン諸国の連携4大学からの留学生17名と本学からの学生11名が混在する6グループが、燕エリアの6社の企業と協働したGWインターンシップにおいて、各企業から提示された課題への解決提案にグループ活動で取り組みました。
今回の受賞では、事前に仮説を設定し、現場体験を通じて仮説の検証を行った後に提案が行えている点、社会人基礎力を基にした事前学習の充実、地元企業との密接な関係構築が行えている点などが評価されました。
今後も、今回の受賞プログラムも含め、国内外において実施する短?中?長期の国際GWインターンシップをさらに充実させることで、グローバルキャリアビジョンを有し、かつ諸外国との懸け橋となる人材の育成に一層尽力して参ります。
なお、今回の受賞プログラムの実施に当たっては、「公益社団法人つばめいと」を始め、燕市内の行政や企業の皆様方から、多大なご支援とご協力を賜りました。
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工学部事務室
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