「日本酒学センター」を全学共同教育研究組織へ整備しました
本学は、2017年に新潟県、新潟県酒造組合と連携し、日本酒に係る文化的?科学的に広範な学問分野を網羅する「日本酒学(Sakeology)」を構築し、その国際的な形成と発展に寄与することを目的とした協定を締結しました。それに伴い2018年4月、研究推進機構に「新潟大学日本酒学センター」を設立し、総合大学である強みを生かし、広範な研究?教育分野(全学部)から教員が参加できるコア?ステーションとして活動を行ってきました。
この度、本学が日本酒学に関する「教育」「研究」「情報発信」「国際交流」の4つの柱を全学的に一層推進するため、2020年1月1日付で新たに全学共同教育研究組織としてのセンターに整備。第3期中期目標に掲げる分野を超えた融合研究の創出、そして国内外の優れた若手研究者の育成?支援に向け、従来の領域横断型を踏襲しつつも「造り」「社会?文化」「健康未来」などのカテゴライズされた活動拠点となる「ユニット」の設置、専任教員の配置、さらにそれらをマネジメントする「推進室」の新設などを計画しています。
これまで学生向け教養科目及び市民向け公開講座を開講、シンポジウムの開催、ボルドー大学との大学間交流協定の締結など、多くの話題を生んできた本学の日本酒学ですが、今後は前述の組織や予算を基盤に、海外の大学との協定拡大、履修証明プログラムの構築、英語による講義の開講や国際インターンシップなどを実現し、日本酒学の世界的な研究?教育拠点の形成を目指し、全学が一枚岩となり推進します。
学生たちのデザインをベースとしたセンターのロゴ |
昨年度開講された文部科学省での日本酒学体験講座 |
関連リンク
本件に関するお問い合わせ先
広報室
025-262-7000