治療困難である脳梗塞に対する「末梢血単核球を用いた新しい細胞療法」の開発
本学脳研究所神経内科学分野の畠山公大 特任助教、金澤雅人 准教授、二宮格(大学院生)、小野寺理 教授、岐阜大学大学院医学系研究科脳神経内科学分野の下畑享良 教授らの研究グループは、末梢血液中に存在し、脳梗塞後の病態に関与する単核球※が、薬剤を用いない簡単な低酸素低糖刺激で、組織を修復する能力を活性化することを初めて見出しました。この細胞を脳梗塞ラットに投与したところ、その後遺症が大幅に改善しました。本発見は、脳梗塞の画期的な治療法につながるものと期待されます。
治療困難である脳梗塞に対する、この“末梢血単核球を用いた新しい細胞療法”についての研究成果が、Scientific Reports誌に2019年11月14日(木)午後7時(日本時間)に掲載されました。
※単核球:血液中にある白血球の一分画。通常は炎症に関与する細胞。
詳しくはこちら(PDF:726KB)
本件に関するお問い合わせ先
広報室
電話 025-262-7000
他のニュースも読む
-
研究成果 2026年02月13日血液バイオマーカー”p-tau217″は脳内病理を高精度に検出し、アルツハイマー病の発症を予測する -臨床実装に向けた基盤を構築-
-
研究成果 2026年02月10日ひと剖検脳の三次元イメージングにより脳アミロイド血管症における血管アミロイド沈着の空間的分布を解明
-
研究成果 2026年02月10日ピロリ菌除菌前の便中抗原量から除菌中/後の皮疹リスクを予測できる可能性-皮膚科×消化器内科での安全なマネジメントに貢献-
-
研究成果 2026年02月10日慢性腎臓病患者における代謝性アシドーシスの評価?治療の実態を解明-慢性腎臓病患者包括的縦断データベース(J-CKD-DB-Ex)より-