2019年度新潟大学サマープログラムを開催しました
8月22日(木)から28日(水)の7日間に渡り,新潟大学サマープログラムを実施しました。サマープログラムは,本学と協定を締結している海外の大学から短期間学生を受け入れ,日本語の授業や英語による日本文化?日本事情に関する授業,専門分野別の演習?実習といった本学の授業を体験する文理融合のプログラムで,今年度初めて実施したものです。初年度となる今回は,インド,中国,マレーシア,フランス,ロシアから15名の留学生が参加しました。
プログラム前半では,日本語や浮世絵?着物?折り紙などの日本文化に関わる授業が行われ,プログラム後半では,佐渡自然共生科学センター演習林で実習を行うグループと新潟市内の研究センターや企業でフィールドスタディを行うグループに分かれて実施されたほか,24日(土)には,日本人学生と共に三条市の伝統技術の工場を見学したり,弥彦神社を参拝し,周辺を散策して楽しみました。
最終日に中央図書館ライブラリーホールで行われた成果発表会では,留学生が母国や自分たちの大学紹介も交えながら,それぞれが本プログラムを通じて経験し,得られたものを発表しました。どのプログラムが一番心に残ったかとの質問に対しては,どのプログラムも一番と決められないくらい全てが充実したプログラムだったと答えるグループもありました。また,いずれのグループも発表の最後には,一緒に学んだ仲間,日本人学生,そして教職員への感謝を述べていました。
その後に行われたフェアウェルパーティでは,日本人学生が留学生と共に過ごした思い出を編集したフォトムービーが披露され,牛木国際担当理事から,各留学生へ記念品が贈呈されるとともに,「今回築いたネットワークを大事にし,そしてこのプログラムを契機として再び新潟大学へ交換留学生や正規学生として学びに戻ってきて欲しい。」と,留学生が本学と協定校の懸け橋となることへの期待が伝えられました。
日本文化に関わる授業で着物体験 |
成果発表会で発表する留学生 |
フェアウェルパーティ |
本件に関するお問い合わせ先
学務部留学交流推進課
電話 025-262-7333