髙橋学長が中国の大連理工大学創立70周年記念式典及び大学間交流協定調印式のため，同大を6月15日～16日に訪問しました。

1949年設立の大連理工大学は中国遼寧省大連市に所在する国立総合大学で，中国教育部の重点大学「985工程」39校の1校に指定された，教員数約2,200名，学生数約37,000名を擁する大規模総合大学です。

両大学の間では1990年代中頃から建築学分野において積雪寒冷地の住宅建築計画に関する共同研究が始まり，2003年3月に本学の工学部?自然科学研究科と部局間交流協定が締結され，研究?学生交流が継続してきました。2016年11月には，同大が加盟する「中国卓越大学連盟（E9）」と本学が加盟する「国立六大学国際連携機構」が，コンソーシアム同士の連携協定を締結しています。これらの連携関係を基盤として，このたび同大創立70周年記念式典に髙橋学長が招待されたことを受け，更に幅広い分野での交流を目指して今回の大学間交流協定が締結されたものです。

6月15日に行われた協定調印式には，本学から髙橋姿学長，工学部西村伸也教授が出席し，大連理工大学からはGuo Dongming学長，Luo Zhongxuan学長補佐，建築芸術学部Lu Wei教授?Zhou Bo教授にご臨席いただきました。両学長による懇談が行われた後，和やかな雰囲気の中で調印が行われました。

6月16日に行われた同大70周年記念式典は，本学を含め日本の約30の大学やイギリス?オーストラリアなど世界各国の学長らの他，中国政府や大連理工大学関係者も多数出席され盛大に執り行われました。

本学は，環東アジア構想の一環として引き続き中国の大学との学術?学生交流を拡大していきます。

調印式：協定書を手に握手をする両学長（中央）

大連理工大学創立70周年記念式典

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