大学院医歯学総合研究科と阿賀野市が寄附講座の新設に伴い協定書締結式を行いました
本学大学院医歯学総合研究科と阿賀野市は,平成31年3月22日(金)に,阿賀野市役所にて寄附講座(健康寿命延伸?運動器疾患医学講座)の設置に伴う協定書の締結式を行いました。
この寄附講座は,高齢化の進化に伴い,骨粗鬆症とそれによる大腿骨頸部骨折,胸椎,腰椎圧迫骨折等運動器の疾患により,日常生活動作の低下と骨格筋量及び骨格筋力の低下を特徴とする症候群(以下「サルコペニア」という。)の機序の関与を解明することで,阿賀野市民の骨粗鬆症と骨折の実態,それに対する治療と予防,栄養,運動,リハビリ等総合的に対策を行う健康寿命を延ばすための施策立案を科学的かつ効果的に進めるための研究を行う事を目的にしたものです。
また,締結式で髙橋学長は,「この取組は必ずや健康寿命の延伸,さらには「自分の脚(あし)で歩ける百寿の社会」につながるものと思います。」と述べ,今後に向けての抱負を語りました。
今後は,運動器疾患の予防と治療,さらに治療後の日常生活における自立や身体活動の向上に至るまでの教育?研究を展開し,研究成果を広く世界に還元していくことを目指します。
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医歯学系総務課庶務係
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