ドイツ航空宇宙センターと協定を締結しました
3月1日(金)、本学はドイツ航空宇宙センター(以下、DLR)と太陽熱利用に関する科学連携協定を締結しました。
ドイツ航空宇宙センターからは、カルステン?レーマー 理事、バーンハード?ミロウ プログラムディレクター、クリスティアン?ザットラー ソーラーケミカルエンジニアリング部長ら8人が締結式のために来学しました。
本学からは、髙橋姿学長、高橋均理事(研究担当)、児玉竜也教授(自然科学系?環太平洋ソーラー燃料システム研究センター長)、松原幸治教授(自然科学系)が出席しました。また、締結式の立会人として、エネルギー総合工学研究所の小野崎正樹研究顧問、出光興産株式会社の涌井顕一 先進技術研究所環境?エネルギー研究室長に出席いただきました。
DLRは、太陽熱エネルギー利用の研究分野で世界トップの研究機関です。これまで約16年間に渡り、本学の児玉竜也教授の研究グループが太陽集熱利用の研究についてDLRの研究者と共同研究等を行うことによって連携を深めてきましたが、太陽集熱による水素製造等の研究をさらに推進するためにこの度の協定締結に至りました。
DLRのカルステン?レーマー 理事からは、新潟大学とDLRが太陽熱エネルギーの集熱?燃料転換技術について長年連携をとってきたことに触れ、「パートナーとしてお互いの専門的技術を融合し、太陽集熱研究をゴールに向かって進めていきましょう」と、期待の言葉が送られました。
この協定締結が弾みとなり、太陽集熱により水素等燃料を製造する次世代技術の共同研究がさらに推進され、水素社会の実現に向けて世界を牽引していくことが期待されます。
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