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医歯学系(医) 神吉智丈 教授が平成30年度 日本医療研究開発機構「革新的先端研究開発支援事業(PRIME)」に採択されました!

2018年10月15日 月曜日 研究成果

本学 医歯学総合研究科(医)の神吉智丈 教授が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構の革新的先端研究開発支援事業ソロタイプ(PRIME)「全ライフコースを対象とした個体の機能低下機構の解明(機能低下研究開発領域)」の研究開発代表者として採択されました(応募数131件、採択数10件、採択率7.6%)。新潟大学所属研究者の革新的先端研究開発支援事業採択は、2015年度日比野浩教授(医)[AMED-CREST]、2016年度 中津史 准教授(医)[PRIME]に続き3件目となります。

神吉智丈 教授

1.革新的先端研究開発支援事業(PRIME)について

国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)において,客観的根拠に基づき国が定めた研究開発目標の下、組織の枠を超えた時限的な研究開発体制を構築し、画期的シーズの創出?育成に向けた先端的研究開発を推進する事業です。PRIMEは、画期的シーズの源泉となる成果の創出を目指すもので、JST「さきがけ」と同様に、次世代を担う気鋭の研究者が個人で研究を推進します。

2. 研究プロジェクトの概要

課題名 : 「個体の機能低下の抑制にミトコンドリアオートファジーが果たす役割の解明」

概要:

ミトコンドリアは細胞内エネルギー物質(ATP)を作り出す過程で常に活性酸素も作ります。そのため、ミトコンドリア自身がその活性酸素により傷つき、機能の低下をおこしやすく、加齢に伴う身体のさまざまな機能低下の要因であるとされています。

本採択課題の研究対象であるミトコンドリアオートファジー(マイトファジー)は、機能低下に陥ったり、余剰になったミトコンドリアを選択的に分解し、細胞内のミトコンドリアの機能を維持していると考えられています。

神吉智丈教授は、マイトファジーが結果として加齢による身体の機能低下に抑制的に働いていることを動物実験により実証することを目的とし研究を行います。さらに、マイトファジーの誘導を制御することで、身体の機能低下を防ぐ方法の創出を目指します。

3. 関連リンク

平成30年度 「革新的先端研究開発支援事業(AMED-CREST、PRIME)」の採択課題について
https://www.amed.go.jp/koubo/04/02/0402C_00007.html

新潟大学大学院医歯学総合研究科 機能制御学分野 神吉研究室
https://www.med.niigata-u.ac.jp/mit/

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