10月14日（日）に佐渡市の両津文化会館にて，眞子内親王殿下の御臨席のもと，佐渡トキ野生復帰10周年記念式典が執り行われ，トキ保護活動に取り組んでいる団体として本学の髙橋姿学長へ環境省の原田義昭大臣から「トキ保護活動感謝状」が贈呈されました。

本学では，平成20年12月にトキをシンボルとした総合的な自然，地域再生に関するプロジェクト「新潟大学超域朱鷺プロジェクト」を立ち上げ，平成22年4月佐渡市に「朱鷺?自然再生学研究センター」を開所し，トキと共生する循環型社会システム「佐渡モデル」の構築を目指し活動をしています。
また，ビオトープづくりや環境教育を継続的に行うため，棚田里山管理者やエコツーリズムガイドの育成などを行い，更に，野生下のトキのモニタリングの指導やとりまとめを行うなどトキの野生復帰に貢献した功績が認められ，このたびの表彰となりました。

また，10月15日（月）にはトキ放鳥10周年を記念する放鳥式が佐渡市両津運動広場にて開催されました。
第1回以来10年ぶりとなる箱から飛び立たせるハードリリース方式で行なわれ，高橋学長を含む関係者が見守る中，11羽のトキが大空へ飛び立ちました。

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