農学部の三ツ井敏明教授が日本応用糖質科学会平成30年度学会賞を受賞しました
農学部の三ツ井敏明教授が、日本応用糖質科学会平成30年度大会(第67回)?応用糖質科学シンポジウムにおいて「イネにおける澱粉代謝関連酵素の応用分子細胞生物学的研究」により学会賞を受賞しました。
日本応用糖質科学会は、デンプン構造、オリゴ糖生産、酵素利用など、糖質の基礎から応用、産業化まで、大学?公的研究機関?産業界の密接な協力の下に糖質産業と関連研究分野の振興を図ってきた学会であり、学会賞は各種糖質科学及び関連する酵素科学並びにそれらの関連産業の発展に関し、顕著な業績、功績のあったものに授与される賞です。
これまでの三ツ井教授の澱粉代謝関連酵素および分子細胞生物学的研究における多数の優れた業績および農業現場の課題解決に資する研究が評価され、このたびの受賞となりました。
9月11日には秋田県立大学にて受賞式が開催され、受賞講演として、αアミラーゼの細胞内輸送の研究から発見された新しい細胞内輸送のしくみ、高温登熟における水稲米の品質低下と澱粉分解の関係およびαアミラーゼ?活性酸素消去との関係が見いだされた経緯、またその後の高温耐性品種の開発等の成果について共同研究者への謝辞とともに語られました。
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農学部総務係
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