地域連携フードサイエンスセンターが「FOOMA アカデミックプラザ賞」を受賞しました
本学地域連携フードサイエンスセンターが,FOOMA JAPAN2018(国際食品工業展)に出展し,「FOOMA JAPAN アカデミックプラザ賞」準グランプリとAP賞(来場者評価部門)の2つを受賞しました。6月14日(木)には同会場にて表彰式が行われました。
FOOMA JAPAN(国際食品工業展)は,民間企業や大学等が約800社出展し,国内外から10万人以上が来場する,食品製造?加工機械分野におけるアジア最大級の展示会です。
アカデミックプラザ賞とは,出展した66大学の中から,一般社団法人 日本食品機械工業会技術委員や民間企業の代表者らによる投票結果をもとに授与されるもので,受賞テーマには新製品の開発や技術革新への寄与など今後の産学連携への貢献が強く期待されます。
このたび受賞対象となった研究テーマは,本学農学部の西海理之教授が発表した「高圧処理による低塩食肉製品製造の試み」で,従来は食肉を柔らかくするため食品添加物を加える加工がされてきましたが,食品添加物の過剰摂取は様々な疾病の一因となることもあり,新たな加工技術の確立が求められていました。
本研究では,食肉に高圧処理を施すことにより,食品添加物を使用しなくても柔らかい食肉加工品を開発できる可能性が示唆されました。この技術は,食肉の他,魚介類や野菜など他の食材にも活用可能な技術であり,今後の研究の進展が強く期待されています。
※詳細はこちら(PDF:8MB)をご覧ください。
本件に関するお問合わせ先
研究企画推進部産学連携課
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