教育学部の飯野由香利教授が平成30年度科学技術分野の文部科学大臣表彰を受賞しました
本学教育学部の飯野由香利教授は,平成30年度科学技術分野の文部科学省大臣表彰において科学技術賞(理解増進部門)を受賞し,4月17日(火)に文部科学省講堂において表彰式が行われました。
この表彰は,科学技術に関する研究開発,理解増進等において顕著な成果を収めた者を顕彰するもので,科学技術賞(理解増進部門)は、青少年をはじめ広く国民の科学技術に関する関心及び理解の増進等に寄与し、又は地域において科学技術に関する知識の普及啓発等に寄与する活動を行った個人又はグループの功績に対して表彰されるものです。
飯野教授と長岡造形大学の後藤哲男前教授,同大学の広川智子教務補助職員が行ってきた「1/10組立模型を使う中高生の体験的建築講座による理解増進」により,このたびの受賞となりました。
この活動では、中高生が1/10組立住宅模型や補助教材を使いながら、建築を計画?構造?環境?施工の各領域から横断的に学び、体験的に協働で学習して総合的に把握することできる建築講座を実践しています。飯野教授は本活動の中で,建築環境工学に関する内容の計画?推進と教育的観点からの科学的な理解の推進、及びアクティブ?ラーニングなどの教育方法の工夫による理解増進に寄与しています。
中高生が日々の住生活での住まい方の意味を科学的に理解し家庭実践でき、防災や将来における住宅の選択や建設に必要な基礎的な知識や技能を習得して、安全?快適?健康な住生活を営むことができる力の養成に貢献しています。
本件に関するお問合わせ先
教育学部総務課総務係
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