寄贈彫刻作品「横浜のひと」の除幕式を開催しました
井上信道氏の彫刻作品「横浜のひと」(ブロンズ首像,1970年代制作)が本学旭町学術資料展示館に資料作品として寄贈されることとなり,1月15日(月)に同館にて作品の除幕式が行われました。
作者の井上信道氏は,東京美術学校(現?東京藝術大学)を卒業後,横浜美術協会彫刻部,横浜彫塑研究会を創設し,自由美術協会へ出品,神奈川県美術展で創設時より審査委員を務めるなど,制作活動のみならず後進の育成にも尽力してきました。
本学とは,本学旭町キャンパス内の「新潟医学専門学校初代校長,池原康造先生胸像」再建時の制作者として縁があり,この度の寄贈となりました。
井上氏のご息女であり,美術家でもある寄附者の大野静子氏より除幕式にご出席いただきました。
大野氏と髙橋学長の除幕により作品が現れると,出席者から拍手が沸き起こりました。
式後には,医歯学図書館マルチメディアホールにて記念講演会も開催され,大野氏による「井上信道の肖像―彫刻との歩み―」と題した講演や,本学教育学部の郷晃教授による「新潟大学所蔵「若きカフカス人」像をめぐって」と題した講演が行われました。
除幕を行う大野静子氏(左)と髙橋学長(右) |
除幕式後には記念講演会が行われた |
本件に関するお問合わせ先
旭町学術資料展示館
電話?FAX 025-227-2260