災害?復興科学研究所?防災科学技術研究所 包括連携協定締結記念シンポジウムを開催しました
災害?復興科学研究所と防災科学技術研究所は,教育,研究開発,地域貢献,産学連携及び国際交流等の各面にわたって広く協力し,社会にその成果を還元するとともに,我が国の防災分野における学術及び産業の発展と人材の育成に寄与することを目的とした包括連携協定を,平成29年9月19日に締結しました。
この包括連携協定締結を記念し,12月26日(火)18:00~20:00に新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」において「2017年3月 那須町雪崩災害の実態と今後に向けた取り組み」をテーマとしたシンポジウムが行われ,県内外の大学,高校,研究機関,民間企業等から31名が参加しました。
シンポジウムでは,災害?復興科学研究所及び防災科学技術研究所の研究者6名が,雪崩災害後の調査研究の全体像,雪崩災害発生時の気象?積雪特性,雪崩シミュレーションの結果について報告するとともに,今後の防減災に向けた取り組みとして,潜在的な雪崩危険斜面の抽出方法や低気圧に伴う雪崩危険度情報の運用試験について紹介しました。参加者から多くの質問があり,活発な意見交換が行われました。
災害?復興科学研究所は,今後も防災科学技術研究所と連携し,変容かつ激化する自然災害の機構を解明するとともに,災害に対して適応能力が高い強靭(レジリエント)な社会の構築に貢献していきます。
本件に関するお問合わせ先
研究企画推進部研究推進課
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