本学教授2名が第70回新潟日報文化賞を受賞しました
第70回新潟日報文化賞において,学術部門で医歯学系の竹林浩秀教授と脳研究所の﨑村建司教授が受賞し,11月1日(水)に新潟日報本社で表彰式が行われました。新潟日報文化賞は,新潟県の文化,産業の発展に寄与する顕著な賞をあげた個人や団体を表彰するものです。
竹林教授は,神経難病や脳腫瘍の新たな治療法の開発に繋がると期待される,脳内グリア細胞の発生と機能に関する基礎研究の成果が高く評価されました。「グリア細胞」は,脳を構成する細胞で,情報の伝達や処理を行う神経細胞以外の細胞。近年グリア細胞も神経細胞と同様に重要な役割を果たしていることがわかってきています。
﨑村教授は,脳機能などに関わる遺伝子の研究に必要な,特定の遺伝子を書き換えるなどした「遺伝子改変マウス」を安価で迅速に作製するシステムを開発し,脳科学全体の底上げに貢献したことが高く評価されました。
表彰状の授与(竹林教授) |
表彰状の授与(﨑村教授) |
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