新規の神経幹細胞制御因子としてQuaking5の機能を解明しました
大学院医歯学総合研究科神経生物?解剖学分野の矢野真人准教授、矢野佳芳研究員(日本学術振興会特別研究員RPD)と慶應義塾大学医学部の岡野栄之教授の研究グループは、武田薬品工業(株)湘南インキュベーションラボとの共同研究により、新たな神経幹細胞制御因子として、RNA結合タンパク質であるQuaking5を同定し,包括的RNAマッピング技術(HITS-CLIP法) を用い,標的RNAとの結合部位により神経幹細胞を制御する新しい分子メカニズムを解明しました。
この成果は、幅広い精神?神経疾患や癌などの病態解明や新薬開発につながることが期待されます。
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