糸魚川市の小中学生を対象とした特別学習ツアーを実施しました
新潟大学では,平成28年4月に締結した糸魚川市との包括連携協定の一環として,同市の小中学生を対象とした「新潟大学特別学習ツアー」を8月23日に実施しました。
同事業は,当初8月8日に実施を予定していましたが,台風の影響により残念ながら中止。しかしながら,楽しみにしていた子どもたちのためにと,再度日程を調整し実施されたものです。打って変わって快晴となった当日は,小学4年生から中学3年生まで計9人が参加し,通い慣れた小中学校とは違う大学のキャンパスに目を輝かせていました。

高橋准教授による特別講義

火山岩に関する説明
プログラムの最初は,理学部の高橋俊郎准教授から子どもたちにも馴染みの深い新潟県唯一の活火山「焼山」について特別講義が行われました。火山の噴火の仕組みから焼山噴火の歴史,火山岩についての説明の後,屋外でコーラを火山に見立てた噴火実験を行い,身長よりも高くコーラが吹き出すと歓声をあげていました。
昼食では,学生第1食堂で大学生に混じってビュッフェに並び,キャンパスライフも体験。そこに,ぜひ糸魚川市の子ども達と一緒に食事をしたいと髙橋姿学長がサプライズ登場し,子どもたちは初めは驚きを隠せない表情でしたが,学長と会話しながらの昼食を楽しんでいました。
午後からは,サイエンスミュージアムや理学部の研究施設の見学,新潟大学の概要説明や図書館見学を行いプログラムは終了。
参加者たちは,名残惜しそうな表情でバスに乗り込み,一路糸魚川市に帰っていきました。
アンケートでは,普段なかなか経験できない大学の授業やキャンパスライフを体験できて良かった,またぜひ参加したいとの感想が寄せられ,参加者の満足度の高さを伺うことができました。

髙橋学長とのランチタイム

新潟大学についての説明

図書館の見学

特別講義が行われた総合研究棟での記念撮影
本件に関するお問合わせ先
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