「ちきゅう」船上におけるオマーン陸上掘削コア記載が開始されます
多国間科学研究協力プロジェクトである国際陸上科学掘削計画(ICDP: International Continental Scientific Drilling Program)の一環として、本学教員?学生も参加するオマーン掘削プロジェクト“Scientific Drilling in the Samail Ophiolite, Sultanate of Oman”が平成28年12月1日から実施されています。
これまで、海洋地殻の中部~下部に相当する岩層を3箇所で各400mおよびオフィオライト基底部に相当するマントル部分を300m掘削し,岩石コア試料全長1,500mを採取することに成功しました。
これらの岩石コア試料は順次日本へ運ばれ,静岡県静岡市清水港に停泊している地球深部探査船「ちきゅう」の最新の船上ラボ設備において,平成29年7月15日から詳細なコア記載?解析が開始されます。
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広報室
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