本学教育学部では、1年生向けの講義として、情報リテラシーや情報コミュニケーション技術（ICT)活用能力を充実?向上し、学校教育現場での情報化の進展に的確に対応できるための基礎を理解するための授業「情報教育論」を開講しております。
その一環として、5月8日，9、日に企業の情報モラル教育担当者をお招きして、児童?生徒への情報モラル教育（ICTメディアリテラシーの育成）のための講義を実施しました。

本講義は、総務省信越総合通信局、安心ネットづくり促進協議会、信越情報通信懇談会の協力により行われたものです。教育学部の多数の学生に対し、情報モラル教育の実践者である企業担当者が直接講義を行うのは全国的に見ても珍しい取り組みです。
講義では、LINE株式会社、グリー株式会社における情報モラル教育実践者から、小?中学生と高校生を対象としたネット利用実態調査結果が紹介され、独自教材を用いたワークも取り入れながら、教員を志す学生に、将来教員として子どもたちへの情報モラル教育を行う際の考え方などが伝えられました。
ワークを通して子どもたちのSNSやインターネット利用時のリスクについて想定してみることで、教員という立場となった時に子どもたちへどのような声かけをしたり、指導していくべきかなどを考える良い機会となりました。