脳梗塞に対する脳の免疫細胞「ミクログリア」を用いた新しい細胞療法を見出しました
脳の免疫細胞であるミクログリアは,病気の状況によって脳を攻撃することも,保護することもあります。本学脳研究所神経内科下畑准教授,金澤助教らの研究グループは,薬剤を用いない簡単な刺激にて,脳保護的なミクログリアに変化できることを初めて見出しました。この細胞を脳梗塞ラットに投与したところ,その後遺症が大幅に改善し,脳梗塞の画期的な治療法につながるものと期待されます。
本研究成果は,本学脳研究所神経内科と国立病院機構新潟病院の共同研究によるもので,Scientific Reports誌(ネイチャー?パブリッシング?グループのオープンアクセスの電子ジャーナル:インパクトファクター5.228)に2017年2月14日(火)19時に掲載されました。
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