このほど歯学部では、NOVAFAPI大学（ブラジル　ピアウイ州　テレジーナ市）の歯学部と部局間協定を締結しました。
調印式は歯学部大会議室で行われ、本学からは、前田歯学部長、魚島歯学部副学部長、大内歯学部学部長補佐が、NOVAFAPI大学からは、Cristina Maria Miranda de Sousa学長他3名が出席しました。
協定締結に続いて、髙橋学長と角田留学交流推進課長が加わり、パートナーシップ発展に向けての活発な懇談もなされました。
今後は、NOVAFAPI大学歯学部からの学生受入や基礎研究推進のための技術指導および意見交換等、一層の連携の活発化が期待されます。

【NOVAFAPI大学】
ブラジル ピアウイ州 テレジーナ市に位置する8,000名の学生を擁する総合大学。いわゆる学部の集合体から形成される典型的な総合大学ではなく、学長の下に置かれたHealth Sciences School，Human Sciences School，Technological Schoolの中に、合計12のコースが設けられた特色ある組織。

【協定締結に至るまでの経緯】
今回の協定は、平成28年4月にブラジル ピアウイ州の日本文化センター長である中山氏が本学を訪れ、NOVAFAPI大学歯学部が、本学歯学部との学生交換留学を強く希望しているとの意向が伝えられました。日本政府も交流促進に前向きであり、現地日本領事の全面的なバックアップも得られるとのことでした。
そこで、本学歯学部から魚島副学部長が8月に現地を訪れて先方の状況を視察し、その結果、治安、設備等に全く問題が無いことが確認され、日本、ブラジルの交流促進を目的として、基礎?臨床の共同研究の継続、歯学部学生および大学院生のExchange Programの推進、教員レベルでの交流を実施することを視野に、部局間協定が締結される運びとなりました。

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