学生の県内企業への関心を高め，食品関連企業への理解を深めることを目的として，9月15日?26日に(株)第四銀行，新発田市，新発田商工会議所と「新発田地域の企業と農学部学生との交流事業」を開催しました。

本事業は，本学と(株)第四銀行が締結している包括連携協定のもと，新潟大学?(株)第四銀行?新発田市?新発田商工会議所の４者の連携事業として初めて実施いたしました。両日ともに農学部の学生約20名が，新発田市内の企業４社（(株)宮野食品工業所，日東アリマン(株)，片山食品(株)，菊水酒造(株)）を訪問し，会社説明や見学，従業員との意見交換などを行いました。学生にとっては，食品企業の現場を直に見ることができる有意義な機会となりました。

また，企業訪問時には各社社長から講演があり，(株)宮野食品工業所の宮野社長は「材料一つ一つ，製品一つ一つに我が子のような思いを込めてつくる。」，菊水酒造(株)の高澤社長は「変えてはいけないところは残しつつ，柔軟に時代の変化に対応していくことが大切。」との理念を説明し，学生は真剣な表情で聞き入っていました。

参加した学生からは，「社長や従業員の皆さんが，仕事や商品に誇りを持っているのが伝わってきた。」，「社長が将来に対してとても意欲的で，働くことのイメージが変わった。」など，充実した感想が寄せられました。

本学では，今後も産金官学の連携による様々な取り組みを実施し，地域社会の発展に寄与してまいります。

製造現場を間近で見学

従業員とのディスカッション

社長への質問タイム

グループワーク

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