旭化成建材株式会社が杭打ち工事を行った本学施設について(第1報)
平成22年7月に着工,平成23年3月に完成した学生寮(六花寮)に関して,本学の調査により,旭化成建材株式会社が杭打ち工事を担当していたことが判明したことから,速やかに目視による点検調査(垂直のずれ調査,クラック調査,エキスパンション調査等)を実施し,特に異常がないことを確認しています。
今般,平成27年11月11日,新たに同寮の施工業者である大成建設株式会社から,同寮の杭打ち工事データの一部に「流用」があるとの正式な報告を受けました。このことから本学では速やかに同寮に居住する学生を対象とした説明会を開催し,現状を報告したところです。
本学としましては,学生の安全を第一に考え,今後も建物の安全性を点検するとともに,大成建設株式会社と旭化成建材株式会社に対して,本件の経緯等について詳細な説明を求め,安全性の検証や必要に応じた対策などを強く要求します。
(六花寮の概要)
鉄筋コンクリート造4階建て
延べ面積:7,038㎡
杭施工本数:421本
工法:RODEX工法
(流用の概要)
電流値記録表:12本
根固め液注入量記録表:20本
本件に関するお問い合わせ先
施設管理部施設管理課
電話 025-262-6062