大学院自然科学研究科の中野和弘教授が日本農業工学会フェローの称号を受彰しました
大学院自然科学研究科の中野和弘教授が,長年にわたり農業工学分野の学問技術の発展に継続的に顕著な功績をあげたとして,日本農業工学会からフェローの称号を授与されました。
このフェローの称号は,当学会における管理運営、その他の活動を通じて、当学会の関与する分野の学問技術の発展に継続的に顕著な功績のあった者に与えられます。 具体的には,当学会役員が所属する団体において,会員数のわずか0.1%が候補者として推薦され,その後フェロー選考委員会及び理事会の議を経て決定されるものであり,大変名誉ある称号です。
中野教授は,これまで「環境保全型農業のための支援アルゴリズムの開発に関する研究」により農業情報学会賞(平成24年度学術賞)を,また「農業施設における計測と制御に関するシステム工学的研究」により農業施設学会賞(平成22年度学術賞)を受賞するなど,農業生産活動のシステム化に関する研究を推進してきました。また農業情報学会副会長,農業施設学会理事など多くの学会運営で多大な貢献を果たしてきたとして農業情報学会から同称号を推薦されたものです。
平成27年5月12日開催の日本農業工学会総会において行われた授賞式では,中野教授に表彰状とバッジが授与されました。
日本農業工学会は,農業生産に関する基盤,作業,機械化,環境改善等の工学技術を研究する10の学術団体から構成された連合組織であり,国際農業工学会の事務局も運営しています。
表彰状を授与される中野和弘教授(写真左)
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