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教育学部の鈴木賢治教授が日本材料学会平成26年度日本材料学会論文賞を受賞しました

2015年06月01日 月曜日 研究成果

教育学部の鈴木賢治教授が,5月23日に開催された日本材料学会総会(山形大学 工学部)において,平成26年度日本材料学会論文賞を受賞しました。

論文賞の該当論文は,以下となります。
鈴木賢治,菖蒲敬久,城 鮎美,張 朔源
『2次元検出器を利用した粗大粒の内部応力評価』,材料,Vol. 63, No. 7,
pp. 527-532 (2014)

【研究の概要】
新潟大学と日本原子力研究開発機構との共同研究による成果である本研究では,回転スリットシステムを新たに開発?改良し,大型放射 光施設 SPring-8の高エネルギーX線を利用して,2次元検出器による内部計測を可能にしました。
開発した回転スリットシステムを応用し,回折斑点の挙動から粗大粒が回折中心を通過するときを判定する解析手法(回折斑点追跡法)を提案しました。その手法を溶接材に適用し,これまで測定が困難とされていた溶接部の内部応力マップの作成を実現し,回折斑点追跡法の有効性を実証したものです。
本研究は,構造物の信頼性?安全に貢献するものと期待されます。

賞状

本件に関するお問い合わせ先

教育学部総務係
電話 025-262-7105
FAX 025-262-7170

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