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アクティブ?ラーニングを生かした実践的な教育の取組について

2014年12月03日 水曜日 トピックス

- 国税局幹部を招いての経済学部実践教育合同演習の開催 -

平成26年11月11日,関東信越国税局調査査察部長の本多康昭氏をお招きして,第2回経済学部実践教育合同演習を実施しました。テーマは「コーポレート?ガバナンスとは何か?-企業行動と税」であり,会計学,企業経営,税法といった異なる分野の研究をしている4つの演習クラス(ゼミ)から59名の学生(2年生?3年生)が参加して,企業のコーポレート?ガバナンスと税務行政の関わりについてのお話を講師から伺うとともに,講師からのいくつかの問いかけに対してグループで討議を行い,それを踏まえて様々な意見が出ました。
経済学部実践教育合同演習とは,社会経済に関わる諸課題についてより実践的に学生が学ぶ場として,経済学部の演習クラス(ゼミ)横断的な取組として共通のテーマについて,部外から実務等に精通した講師を招いて,関係するクラスが合同で演習を行うものです。
今回(第2回)の合同演習は,前の週に事前学習をした上で,当日の講師からの問いかけに対して,学生が小グループに分かれて議論を行い,自分たちの意見を発表していく方法を中心に,学生が主体的に学習するアクティブ?ラーニングの要素を多く取り入れました。また,積極的に発言したグループにはポイントを付与する「発言ポイント制」というルールも導入して,学生の自発的な発言を促す工夫もしてみました。
実際の合同演習では,講師からの問いかけに対して,参加者から積極的に手が挙がり,「企業には社会的責任があるから,たとえ利益を追求するためでも税を逃れるということは許されないのではないか」,「税のルールを守らせるためには,そのためのインセンティブが重要だ」などの様々な意見が出され,大いに議論が盛り上がりました。

演習の最後には,永井経済学部長から,発言ポイント制によって多くのポイントを得たグループや優れた内容の意見を述べたグループに対して賞状を授与しました。

グループワークの様子
グループワークの様子
講師(関東信越国税局 本多康昭調査査察部長)
講師(関東信越国税局 本多康昭調査査察部長)
講師と学生たちのディスカッションの模様
講師と学生たちのディスカッションの模様
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本件に関するお問い合わせ先

経済学部教授 團野 正浩
電話 025-262-6555

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