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総合学術研究科 人文社会科学専攻 人間文化科学プログラム
人間文化科学プログラムは、 哲学、史学、文学、心理学、メディア学、情報社会科学などの人文諸科学を深く探究し、人間の文化的?社会的営為における課題を解決できる高度な専門職業人や研究教育者を育成するプログラムです。
紹介動画
概要と人材育成目標
人間文化科学プログラムは、「専門深化型」の学位プログラムです。伝統的で確立された学問分野を基盤としつつ、複数の分野を大括り化することで、専門の一層の深化と新たな発見を目指します。
取得できる学位:修士(文学)、修士(学術)です。
プログラムが養成する人材像:ライフ?イノベーションのフロントランナーとして、地域や世界の発展に貢献する人材です。特に、哲学、史学、文学、心理学、メディア学、芸術実践、情報社会科学、生活健康行動科学などの人文諸科学を学修?研究し、課題発見?探究能力と倫理観を備えた専門職業人または研究教育者を育成することを目指します。
修了時にどのような資質?能力を身につけることを目標にしているかの詳細は、3つのポリシーにおけるディプロマ?ポリシーをご確認ください。
想定される入学者の主な出身学部:人文科学系、教育学系など、文化、歴史、思想、心理、言語、教育といった学問分野を学んだ方を想定しています。
入学者にどのような資質?能力を求めているかの詳細は、3つのポリシーにおけるアドミッション?ポリシーをご確認ください。
カリキュラムの特徴と修了後の進路
学べる?研究できる主な内容:人間の文化的、社会的営為に焦点を当て、以下の学問分野を深く学び、研究します。
哲学、史学、文学、心理学(基礎心理学、臨床心理学を含む)、メディア学、情報社会科学、生活健康行動科学、日本語教育、日本社会?言語文化、東アジア社会?言語文化、欧米社会?言語文化
カリキュラムの詳細は、3つのポリシーにおけるカリキュラム?ポリシーをご確認ください。
想定される進路:修了後は、以下の分野で活躍することが期待されています。
- 博士後期課程への進学
- 教育機関における教育職(教員)
- 国際機関等でグローバルに活躍する専門職
- 国?地方公共団体、一般企業における総合職
特記事項:公認心理師?臨床心理士の資格取得を目指す「臨床心理領域」や、日本語教師養成をめざす「日本語教育領域」、および「基礎心理領域」が特別に設けられています。特に「臨床心理領域」では、入学時に学力試験が実施されます。
プログラム担当教員による研究例紹介
人間文化科学プログラムを担当する教員の研究分野の一例をご紹介します。
本プログラムには、人文学リベラルアーツを専門とする百名近い教員が所属しています。哲学分野では、古代ギリシアローマ哲学、近現代のドイツおよびフランス哲学、分析哲学、倫理学、そして中国インド仏教などの東洋哲学を研究しています。
宗教芸術表彰文化分野としては、イスラム思想、キリスト教、古代から現代までの西洋美術史、写真表現、映像表現などの表彰文化論の研究者がいます。また、芸術実践芸術教育として音楽や美術分野の教員もいます。
史学分野では、日本やアジアの考古学、日本中世近世近現代史、中国モンゴル、朝鮮などの東洋史、古代地中海近世ドイツアメリカ思想史といった西洋史の専門家がいます。
文学言語学分野の研究は幅広く、日本中古近世文学、近現代史、古代日本語史、現代日本語論、中国語?中国文学、朝鮮文学、英米語英米文学、フランス文学思想、ドイツ文化論、ロシア文化史、言語類型論、日本語教育など、多様な言語、文学、文化にわたる研究を行っています。
心理学分野は基礎心理学と臨床心理学に分けられており、それぞれ複数の教員がいます。社会文化情報分野では、地理学、文化人類学、民俗学、伝統芸能論やメディア論の専門家がいます。
教育学分野としては、教育哲学、教育社会学、高等教育の研究者を擁しています。
本プログラムには多数の教員が所属しており、ここで紹介した以外にも多様な研究が展開されています。詳しくは各教員のホームページ等をご覧ください。
担当教員一覧についてはこちら。
3つのポリシー
3つのポリシーとは、ディプロマ?ポリシー(学位授与の方針)、カリキュラム?ポリシー(教育課程編成?実施の方針)、アドミッション?ポリシー(入学者受入れの方針)の3つを指します。本プログラムがどのような人材を育成したいのか、どのような教育を行うのか、どのような学生を受け入れるのかを示す方針です。
詳細はこちらをご覧ください。