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先輩職員紹介⑥

佐々木 葉  医歯学総合病院基礎?臨床研究支援課(2006年4月採用)
~大学職員のキャリアプランを考える~

佐々木葉さん

これまでの経歴
2006年 4月 1日  新潟大学財務部契約課採用
2008年10月 1日  文部科学省研修出向
2009年10月 1日  新潟大学学務部学生支援課
2012年 5月14日  育児休業
2013年 5月20日  職務復帰
2013年 5月20日  新潟大学学務部教務課
2016年11月 1日  新潟大学財務部財務企画課
2018年 4月 1日  新潟大学研究企画推進部産学連携課
2022年 4月 1日  新潟大学医歯学総合病院基礎?臨床研究支援課

現在担当している業務について

病院が運営する法人向けの会員制コワーキングスペースI-DeA |Innovation Design Atelierの管理業務を担当しています。研究者、医療従事者、企業の方など多様な職種の方と接する機会が多く、非常に刺激のある仕事です。
この業務はスペースや会員企業の管理に留まらず、企業との製品開発に向けたプロジェクト組成のために、セミナーを開催したり、院内見学ツアーを企画したり、院内にある医療ニーズ情報を収集したりと様々な活動を行っています。あまり前例のある仕事ではないので、迷うことやうまくいかないことも多くありますが、”医療現場の改善につながる何か”を生み出すための活動から学ぶことは非常に多いと感じています。
このほか、再生医療の実施に関する審査を行う委員会の事務局業務や、臨床研究に係る体制整備を検討する業務も担当しています。

病院での勤務は、今回の異動が初めての経験で、着任直後は周りで飛び交う専門用語を覚えるだけで一苦労でしたが、他部署とも連携?相談をしながら進めることで、現状の課題を解決していく業務は、やりがいを見出せる仕事です。

法人向けの会員制コワーキングスペースI-DeAでの打ち合わせの様子

大学職員のキャリアプランについて

私はこれまで異動ごとに会計系、学務系、研究支援系と系統の異なる仕事に従事してきたこともあり、どの分野においても所謂「スペシャリスト」ではありません。ただその分、様々な角度から大学を見る機会に恵まれてきたと思っています。

専門的な強みがない分、状況に応じた柔軟な対応力や、異なる分野の専門家やチームメンバーで構成されるプロジェクト等での調整力、そして問題解決能力などを磨き、ジェネラリストとして成長していく必要性を、今の部署に異動してきた頃から特に意識し始めました。
また、気づけば職場には自分より年齢が若い方のほうが多くなってきた年代なので、今後は自分自身だけでなく、一緒に働くチームの力を最大限に引き出すことができるような力を身に着けていく必要があるのだろうと感じています。

そのためにも自分自身がもう少しゆとりをもって過ごせるよう、日々の業務管理や周りとのコミュニケーション、そして余暇はしっかり楽しむということを忘れずに過ごしたいと考えています。子供が小さいときは休み=子供と過ごす時間でしたが、これからは家族との時間も大切にしつつ、自分の趣味と呼べるものも増やしていきたいと思っています。


(写真:休日に家族で「大地の芸術祭」へ。四季折々訪問するのがここ数年の楽しみになっています。)

1日のタイムスケジュール

8:30  始業、メールチェック、決裁文書確認
9:30  コワーキングスペースに移動
10:00  会員企業と研究者との打ち合わせ
12:30  お昼休み
13:30  打ち合わせ資料のまとめ?次回の日程調整
14:00  係打ち合わせ 次回会議の資料作成の検討
16:00  再生医療関係の資料確認
17:00  事務室へ移動
17:15  翌日に処理したい仕事を整理、終業
19:00  休日の出掛先のリサーチ
休日  温泉巡り、ドライブ、食べ?飲み歩き、カメラ など

新潟大学の職員を目指す方にメッセージ

大学は学生?教員?職員?患者様や地域の方など様々な職種?専門性を持った方が交わる場です。担当部署が変われば関わる相手も必要な知識も変わりますし、そういった多様性が大学で働く面白さでもあると思っています。
そしてそういう職場だからこそ、コミュニケーションの力を身に着けることが非常に大切だと感じています。相手の話をしっかり聞き意図を理解すること、自分の考えていることをしっかり相手に伝えることはどういった業務に当たるにおいても求められることだと思います。
また大学を取り巻く環境は日々変化していますので、「新しいこと」に柔軟に対応し、新しい挑戦を楽しむ心構えを持てることも大事だと感じています。ぜひ一緒に楽しみながら働きましょう!


(写真:息子と自分のそれぞれのカメラと現像した写真たち。)

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