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先輩職員紹介④
藤原 幸生 学術情報部学術情報管理課(2019年4月採用)
~地域貢献?ダブルホーム活動~
これまでの経歴
2019年 4月 1日 | 新潟大学学術情報部学術情報サービス課採用 |
2023年 4月 1日 | 新潟大学学術情報部学術情報管理課 |
現在担当している業務について
私は図書系職員として新潟大学に採用され、附属図書館で勤務しています。採用当初から、上司をはじめ周りのサポートが手厚く、どんな仕事にも落ち着いて取り組むことができています。
現在は情報基盤係に所属しており、平たく言うと附属図書館で利用しているシステムや情報機器、さらに新潟大学学術リポジトリの管理?運用などを担当しています。特に篮球比分直播6年度は、図書館の業務用システムの更新と学術論文のオープンアクセス加速化に向けた新しいシステムの検討が重なり、これまでのキャリアで一番忙しく過ごしています。
図書館業務のイメージは「窓口にいる司書さん」と思われがちですが、大学図書館ではそれ以外にも学習支援、研究支援、貴重資料の保存?公開、目録整備、電子ジャーナルの契約、システム管理、etc.と専門的かつ多彩な業務があります。
ただ、どの業務の先にも利用者(学生?教員?学外者)がいることは共通しています。今の担当では利用者と1対1で接することは少ないのですが、蔵書検索(OPAC)を使う学生、学術リポジトリ掲載論文を読む研究者など、システムの先でたくさんの利用者と接していることを意識して業務にあたっています。
ダブルホーム活動について
私は採用1年目からダブルホーム活動※に担当職員として参加しています。現在、18のホームが新潟県?山形県で活動しており、私は糸魚川市小滝地区を活動地域とするVホームに所属しています。
各地域では、地域を盛り上げよう、交流人口を増やそうと様々な行事が催されています。ダブルホームでは、そうした地域行事に参加するだけにとどまらず、学生が主体となって、地域を深く学び、地域と深く交流する活動を行っています。 担当職員として、基本的には学生の活動を見守るスタンスですが、学生が地域貢献できる範囲を少しでも広げるための手助けをしています。
これまで活動してきて、
- 教員ではない立場ながら、学生の4年間の成長を近くで支援できること
- 地域との交流を通じて、地域の魅力を存分に体感できていること
- 学生?他の担当教員?地域と一丸となって一つの物事に取り組めていること
が私の中で大きな経験になっており、楽しみにもなっています。
※ダブルホーム活動:地域や仲間の思いを大切にしながら、正解のない地域課題に学生?教員?職員によるチームで取り組むプログラム(新潟大学ダブルホームWEBサイトより)
(写真:小滝地区の伝統料理、笹寿司。地域の方に作り方を教えてもらい、Vホームで新大祭にも出店。 )
1日のタイムスケジュール
8:30 | 始業、メールチェック |
9:00 | 教員からのリポジトリ関係の問い合わせメールに回答 |
10:00 | 学内の情報機器に関する調査の回答案作成 |
11:00 | 図書館Webサイトのニュース更新作業 |
12:00 | お昼休み(学生に混ざって学食でランチしてます) |
13:00 | 図書館システム更新に向けた業者との打ち合わせ |
15:00 | 学術リポジトリに登録する論文の著作権確認 |
16:00 | 学術リポジトリへの論文登録作業 |
17:15 | 翌日に処理したい仕事を整理、終業 |
19:00 | 夕食(自炊の時も外食の時もありますが、新潟はとにかくご飯が美味しいです!) |
休日 | ドライブで日帰り温泉へ(いい温泉がたくさんあってリラックスできます!) |
新潟大学の職員を目指す方にメッセージ
私は東京出身で、新潟で大学(図書館)職員をやると決めた時、期待と同時に不安もありましたが、今では新潟にも仕事にも愛着を持って過ごしています。
誰しも新しい環境に不安を抱くことはあると思いますが、少しでも「大学職員/図書系職員をやってみたい!」という気持ちがあれば、その気持ちを大切に採用試験の門をたたいてみてください。
そして、私がダブルホーム活動参加の誘いを受けた時も不安がありましたが、いざ飛び込んでみると面白くてやりがいがあり、ずっと継続していきたいと今では感じています。
ダブルホーム活動は、あなたの知らない新潟を知るきっかけであり、学生?教員?地域との交流を通じて、地域貢献にもつながります。これは、大学職員の中でも、新潟大学の職員かつ担当職員しかできない貴重な経験です。縁あって新潟大学に採用となったら、ぜひダブルホーム活動にも参加してみてください!
(写真:2024年図書館総合展出張時の一枚。オープンアクセス関係のフォーラムにも登壇。)