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農学部の三つのポリシー(食品科学プログラム)
ディプロマ?ポリシー
人材育成目標(卒業生が身に付けるべき資質?能力)
本学の理念「自律と創生」に基づき、特に食品の分野における地域や世界の課題に対して的確に対応し課題解決するために、食品関連企業、研究?教育機関、行政のような産官学それぞれの立場において、研究、技術?商品開発、品質管理、教育、食品行政等に携わる広範に活躍できる有能な人材を育成します。
本学に当該プログラムの修業年限以上在学し、所定の授業料目及び124単位以上を習得したもので下記のプログラムの到達目標の能力を有すると認められるものに学士(農学)の学位を授与します。
プログラムの到達目標(目標としての学修成果)
知識?理解
- 社会人として必要な自然科学及び社会科学的な教養と幅広い知識を身に付けている。
- 新潟やその周辺の地域特異的な諸問題に目を向けるとともに、代表的産業である農業?食料関連産業などについて理解している。
- 農学分野に共通する専門基礎知識を身に付けている。
- 食品科学分野に共通する専門基礎知識を身に付けている。
当該分野固有の能力
- 食品の原材料に関する専門知識を発展的課題へ応用できる。
- 食品の機能に関する専門知識を発展的課題へ応用できる。
- 食品の加工に関する専門知識を発展的課題へ応用できる。
- 食品の品質管理?流通に関する専門知識を発展的課題へ応用できる。
- 食品科学分野に関連する専門知識を発展的課題へ応用できる。
- 食品科学の基礎知識及び理論、実験技術に基づき食品科学分野の課題を実験科学的に探求し、実験結果をまとめ、考察できるとともに、問題を解決することができる。
汎用的能力
- 多様な学習を通して他者と豊かに交流ができ、他者との議論を通して多面的な視点から物事の理解を深めることができる。
- 自然科学や社会科学の基礎理論を広く学び、科学的な思考法を身につけることで様々な事象を論理的に考えることができる。
- 自身の学習成果を他者に分かるように説明でき、的確に質疑応答ができる。
- 種々のライブラリー、データベースから収集した情報や実験?調査で得られたデータを的確に整理?解析し、レポートなどにまとめることができる。
- 語学学習を通じて視野を海外に広げ国際的に活躍できる。
態度?姿勢
- 常に広い分野に関心を持ち、新しい知識や技術を積極的に学び続ける態度を備えている。
- 様々な学習の場において自ら課題を見出し、その解決に向けて意欲を持って取り組む態度を備えている。
- 実験、実習、課題学習などにおいて他者と切磋琢磨することにより、社会生活に必要な人間関係、協調性、規則などを大事にする姿勢を備えている。
カリキュラム?ポリシー
到達目標に達するための教育課程
カリキュラム編成
現代の食の課題は、農林畜産物等の生産から機能性、安全性、マーケティングまで多岐に亘っています。このため本プログラムでは、幅広い分野の学習を通し、研究者及び技術者として必要な高度な専門知識や技術を修得させる4年間の教育課程を編成しています。科目群は、「教養教育科目」「農学部共通基礎科目」「専門基礎科目」「専門科目」「就業力育成科目」「グローバル科目」「卒業論文」「教職?基礎科目」から構成されます。
学修内容?方法
1年次終了まで学部共通基礎科目、大学学習法、教養教育科目を通じて、基礎学力、転換教育、教養の醸成を行います。1年次終了後にプログラム分属を行い、本プログラムの専門課程の学修に入ります。本プログラムに分属した学生は、最初に専門基礎科目を履修し、学年進行に伴って多様な専門科目を履修するカリキュラムになっています。本プログラムでは、特に実社会で役立つ技術の修得を重視しており、分析化学実験(農)、微生物学実験、生物化学実験、生物学実験、有機化学実験(農)、食コミュニケーション演習、食品科学演習、調理実習、食品科学プログラム実地見学、学科インターンシップ、卒業論文等、基礎から応用まで多くの実験?実習?演習科目を履修することにより、社会から期待されるスキルを獲得します。
学修成果の評価方法
学習成果は、取得単位及び卒業論文?卒業論文発表を直接評価することにより総合的な学修状況を把握して卒業資格判定を行うことにより、卒業生の質を担保します。
アドミッション?ポリシー
入学者に求める学力と入学者選抜方法
入学者に求める学力
新潟大学農学部は、生命(いのち)の尊さを基本に、農業およびバイオ?食品関連産業の発展、持続的な食料生産と環境保全を目指し、幅広い基礎学力と応用力を育む教育を行っています。それにより、地域や社会が抱える諸問題を多角的視点から総合的に理解し、具体的な解決策を提言できる構想力、リーダーシップと高い倫理観をあわせ持ち、我が国のみならず、広く世界で活躍できる人材を養成しています。
そのため、次のような学力を有した学生を求めています。
- 高等学校教育課程の基礎学力を十分身に付けている人。
- 農学の基礎となる理数科目に優れた学力を有する人。
- 専門分野に強い興味を持ち、主体的に継続して学ぶことのできる人。
- 専門分野の事象を論理的に思考することができ、他者に説明し共有できる人。
選抜方法
一般選抜(前期日程)
大学入学共通テストでは、6教科8科目を課し、専門の基礎知識を修得するのに必要な基礎学力を評価する。個別学力試験では、外国語、理数科目(数学、化学、生物、物理、地学から2科目)を課し、高度な専門知識と技術を修得するのに必要な応用力を評価する。
一般選抜(後期日程)
大学入学共通テストでは、6教科8科目を課し、専門の基礎知識を修得するのに必要な基礎学力を評価する。さらに、個別学力試験では面接を課し、専門分野を主体的に学ぶ意欲ならびにコミュニケーション能力等を評価する。
学校推薦型選抜
【学校推薦型選抜Ⅰ型】
小論文と面接を課し、論理的な思考能力と表現の能力、専門分野における諸問題に対する理解力、主体的に学ぶ意欲ならびにコミュニケーション能力等を評価する。
特に小論文では論理的な思考能力と表現の能力を、面接ではそれらに加えて、主体的に学ぶ意欲ならびにコミュニケーション能力を重視する。
さらに出願書類で専門分野の知識と技術を修得するために必要な学力や主体性を評価する。
【学校推薦型選抜Ⅱ型】
大学入学共通テストでは、3教科3科目を課し、専門の基礎知識を修得するために必要な基礎学力を評価する。
面接では、専門分野を主体的に学ぶ意欲ならびにコミュニケーション能力等を評価する。さらに出願書類で専門分野の知識と技術を修得するために必要な学力や主体性を評価する。
帰国生徒特別選抜
小論文を課し、論理的な思考能力と表現の能力、専門分野における諸問題に対する理解力を評価する。口述試験(日本語による)では、専門知識と技術を修得するのに必要な基礎学力と応用力、主体的に学ぶ意欲ならびにコミュニケーション能力等を評価する。