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工学部の三つのポリシー(協創経営プログラム)

ディプロマ?ポリシー

人材育成目標(卒業生が身に付けるべき資質?能力)

科学と技術を中心とする広範な知識を駆使し、グローバルな視点から地域社会や産業の発展に貢献し得るイノベーションリーダーを育成します。

本学に当該プログラムの修業年限以上在学し、所定の授業科目及び124単位以上を修得した者で、下記のプログラムの到達目標に示された能力を有すると認められる者に、学士(工学)の学位を授与します。

プログラムの到達目標(目標としての学修成果)

知識?理解

  • 自然現象を分析するために必要な自然科学?情報技術の基礎知識を修得している。
  • 特許権、意匠権、著作権、育成者権等の知的財産権の概念と法制度に関する基礎知識を有し、それらの産業的活用について理解している。
  • 課題解決に必要な特定の工学分野の基礎知識を系統的に理解している。
  • 実践型学習と講義?演習の繰り返しを通じ、社会における企業等組織の経済的活動の実際を経験的かつ論理的に理解している。

当該分野固有の能力

  • 種々のグループ活動において、異なる背景を持つメンバー間の価値観、利害、意見を調整、集約し、集団として最高のパフォーマンスを発揮することで円滑に目的を達成できる。
  • 統計、アンケート、インタビューなどによる定量または定性データを用い、社会や市場、環境等を定量的に分析、把握できる。
  • 社会科学的視座から工学と社会を結び、グローバルな視点を有して地域社会や産業の発展に貢献できる。

汎用的能力

  • グループでの共同作業を通して、協力して互いに能力を高め合い、種々の制約の下で要求された課題を達成できる。
  • 工学から経営にわたる領域において、適切な言語と表現方法を用いて円滑なコミュニケーションができる。
  • 社会に潜在する課題を探索し、顕在化することで課題の解決に必要な知識、手段とを結びつけ、解決までの道のりを示すことができる。
  • 課題解決のために求められる専門的学術分野?科目を特定し、自ら学習、習得した成果を応用して具体的解決策を提示できる。

態度?姿勢

  • グループでの共同作業においてメンバーの意見に傾聴しつつ、障害を克服して目標達成を図ると同時に、グループとしての課題解決力向上に常に配慮し続ける態度を備えている。
  • 技術者としての倫理?責任を自覚することができる。
  • 社会、文化、環境等を多面的に理解しつつ、科学と技術の融合による新しい価値を自ら創造し、かつこれらが社会や自然に及ぼす影響と効果を自省的に考察することができる。
  • 将来の課題を予想し、技術者に求められるであろう学問領域を常に自主的かつ継続的に学習する態度を備えている。

カリキュラム?ポリシー

到達目標に達するための教育課程

カリキュラム編成、学修内容?方法

本プログラムでは、卒業年次の産学連携?地域連携に基づく実践型プロジェクト等を中心に据えて履修の流れを設計しています。さらに学習効果を確実にするため、具体的には以下の基本構成とします。

  • 1年次では工学部学生として工学全体を俯瞰し、専門を学ぶことに対する目的意識を確立するために、工学部及び分野別導入科目を修得する。
  • 2年次?3年次では、産業や社会に潜む多様な問題の発見とその解決を実践型プロジェクトを通して可能とするために、各自の問題意識に基づいた専門基礎科目?専門応用科目を修得する。
  • 専門応用科目は特定の工学分野を軸とした科目群、社会システム工学?技術管理分野の科目群、経営分野の科目群に属する必修及び選択必修科目を修得する。
  • 卒業年次には卒業研修?卒業研究として実践型プロジェクトを実施し、それまでに各人が履修し培ってきた基礎知識を応用し、同時にチームを統合しながら多様な課題に対する解決策を見出して、解決に導く能力を修得する。

学修成果の評価方法

学修成果は到達目標に基づき、個々の講義科目においては最終試験、授業内課題、最終レポート、授業内での発表などの成果を通じて総合的に評価します。また、本プログラムの卒業生が身に付けるべき資質?能力を有することを、卒業研修?卒業研究として行われる実践型プロジェクト等の成果をもとに、中間発表?最終発表?卒業論文等により総合的?多面的に評価します。

アドミッション?ポリシー

入学者に求める学力と入学者選抜方法

入学者に求める学力

狭い意味での学力(知識?理解)だけでなく、工学分野を学ぶ上で重要な、思考力や表現力、主体的に取り組む態度といった幅広い学力を高等学校等で修養し、工学における基礎および専門知識の習得を目指す強い勉学意欲と工学分野への高い関心をもつ学生の入学を期待します。
選抜方法ごとに、多様な学力をもつ学生を求めています。

「学力(知識?理解)」
?高等学校課程程度の幅広い教科における基礎学力
?工学分野の勉学に必要な知識と理解

「思考力?表現力」
?問題と対峙する柔軟な思考力と問題解決に向けた発想力
?周りとのコミュニケーションを支える理解力と豊かな表現力

「主体的に取り組む態度」
?主体的に問題や課題を探求する態度
?多様な人々と協働するなかで、問題や課題の解決に向けて、主体的に取り組む態度

「意欲?関心」
?工学における基礎および専門知識の習得を目指す強い勉学意欲
?工学分野への高い関心

選抜方法

一般選抜(前期日程)
  • 高等学校課程の幅広い教科における優れた基礎学力と工学分野の勉学に必要な知識と理解を深く備えた学生を選抜します。
  • 工学科全体で募集します。なお、多様な学生を受け入れるため、試験教科?科目の配点が異なる2つの選抜方法を設定し、そのいずれかによって選抜を行います。
  • 大学入学共通テストにおいては、6教科8科目の試験を課し、高等学校課程の幅広い教科における基礎学力をと工学分野の勉学に必要な知識と理解を評価します。
  • 個別学力検査においては、数学、理科、英語を課し、工学を学ぶうえで必要となる理解の深さを評価します。
  • これらと調査書の内容を総合して選抜します。
一般選抜(後期日程)
  • 高等学校課程の幅広い教科における優れた基礎学力と工学分野の勉学に必要な知識と理解を有し、加えて、思考力や表現力、主体性をもって協働する態度、そして、勉学意欲や工学分野への関心等において優れた面をもつ学生を選抜します。
  • 工学科全体で募集します。
  • 大学入学共通テストにおいては、6教科8科目の試験を課し、高等学校課程の幅広い教科における基礎学力と工学分野の勉学に必要な知識と理解を評価します。
  • 個別学力検査においては、面接を課し、思考力?表現力、主体性、勉学意欲、工学分野への関心等を多面的に評価して選抜します。
  • これらと調査書の内容を総合して選抜します。
総合型選抜
  • 工学分野の勉学に必要な基礎学力や理解力思考力を有し、柔軟な思考力や豊かな表現力を備え、主体性をもって活動する態度に秀でた学生を選抜します。
  • 学位プログラムごとに募集し、学位プログラムの工学分野に対する強い勉学意欲と高い関心をもつ学生を選抜します。
  • 出願書類(活動報告書に基づいた自己推薦書)においては、学位プログラムの工学分野に対する勉学意欲と関心、主体的な取り組み、思考力?表現力を評価します。
  • 基礎学力試験(筆記による数学の試験)においては工学分野の勉学に必要な理解力と数理的な思考力を評価します。
  • 小論文においては、思考力?表現力、学位プログラムの工学分野に対する関心を評価します。
  • 面接(自己推薦書の内容に基づいたプレゼンテーション)においては、思考力?表現力、主体性、学位プログラムにおける工学分野に対する勉学意欲や関心を評価します。
学校推薦型選抜Ⅰ
  • 高等学校課程の幅広い教科における基礎学力および工学分野の勉学に特に必要な知識と理解を有し、思考力?表現力?主体性に秀でた学生を選抜します。
  • 学位プログラムごとに募集し、学位プログラムの工学分野に対する強い勉学意欲と高い関心をもつ学生を選抜します。
  • 基礎学力試験(筆記による数学の試験)においては工学分野の勉学に特に必要な知識と理解を評価します。
  • 面接試験においては、学位プログラムの工学分野に対する勉学意欲?関心の他、思考力?表現力?主体性等を評価します。
  • 出願書類(調査書)においては、高等学校課程の幅広い教科における基礎学力を評価します。また、主体的に取り組む態度や勉学意欲等についても評価します。なお、出願書類(推薦書)は面接における参考資料として活用します。
学校推薦型選抜Ⅱ
  • 高等学校課程の幅広い教科における基礎学力および工学分野の勉学に必要な知識と理解を有し、思考力?表現力?主体性において優れた面をもつ学生を選抜します。
  • 学位プログラムごとに募集し、学位プログラムの工学分野に対する高い関心をもつ学生を選抜します。
  • 大学入学共通テストにおいては、各学位プログラムの指定した3教科3科目の試験を課し、学位プログラムの工学分野の勉学に必要な知識と理解を評価します。
  • 面接試験においては、学位プログラムの工学分野に対する勉学意欲?関心の他、思考力?表現力?主体性等を評価します。
  • 出願書類(調査書)においては、高等学校課程の幅広い教科における基礎学力を評価します。また、主体的に取り組む態度や勉学意欲等についても評価します。なお、出願書類(推薦書)は面接における参考資料として活用します。