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経済科学部の三つのポリシー(経済学プログラム)
ディプロマ?ポリシー
人材育成目標(卒業生が身に付けるべき資質?能力)
豊かな知的探求心を持ちながら、修得した経済学の知識を中心にした幅広い視野から課題を探究できる能力を有し、国内外の企業や公的団体などで中核的役割を担いうる資質を有する人材を育成します。具体的な目標は次の通りとします。
- 経済理論や経済政策に関する知識を活用して、経済社会の多様な課題を理解?分析し、その解決策を模索することができる。
- 統計データを活用して、社会的現象を経済学の観点から理解し、分析することができる。
- 世界の経済成長と格差が生み出される背景を捉え、問題解決に導くための論理的能力を涵養することができる。
- 世界各地の社会経済の歴史?現状をめぐる知識と理解を応用し、現実の社会問題を根源的に考察できる。
本学に当該プログラムの修業年限以上在学し、所定の授業科目及び124単位以上を修得した者で、人材育成目標に係る下記の能力を有すると認められる者に、学士(経済学)の学位を授与します。
プログラムの到達目標(目標としての学修成果)
知識?理解
- 個々の家計や企業の行動を理解し、市場の役割についての知識を修得している。
- 集計された家計や企業の行動を理解し、景気変動とそれに対する政策対応の知識を修得している。
- 現代の経済社会の成り立ちや仕組みを体系的に把握している。
- 市場社会の世界史的な発達と変容を網羅的に理解している。
- 経済学の観点から様々な事象を理解している。
当該分野固有の能力
- 経済理論や経済政策に関する知識を活用して、経済社会の多様な課題を理解?分析し、その解決策を模索することができる。
- 統計データを活用して、社会的現象を経済学の観点から理解し、分析することができる。
- 世界の経済成長と格差が生み出される背景を捉え、問題解決に導くための論理的能力を涵養することができる。
- 世界各地の社会経済の歴史?現状をめぐる知識と理解を応用し、現実の社会問題を根源的に考察することができる。
汎用的能力
- 外国語を利用して、異文化について幅広く情報を集めることができる。
- 数学や統計学の基礎知識を用いて、基本的な演算やデータに基づいた客観的な分析を行うことができる。
- 読み手や聞き手の立場に立って、自分の意見を論理的?体系的に伝達すると同時に、他者の意見を聞くことができる。
- 物事を論理的に考察することができる。
- 幅広く、深い教養をもとに、様々な現象を考察し、その本質を理解することができる。
態度?姿勢
- 経済社会で現実に起きている問題に自ら気づき、経済理論の基礎知識をもとに理解しようとする自発的な行動をとることができる。
- 社会の多様な問題に対して、専門分野および周辺領域の知識を活用して積極的に取り組む態度を備えている。
- 文化や言語の異なる人も含めて、他者の多様な考えに共感し、それを尊重する態度を備えている。
- 企業や個人の行動が社会にどのような影響を与えるかを考え、社会的責任を踏まえた行動ができる。
カリキュラム?ポリシー
到達目標に達するための教育課程
カリキュラム編成
本プログラムは4年制で、1年次には、大学での学修に必要な基礎的なアカデミックスキルを修得する授業科目と、プログラム選択に必要な経済学?経営学を中心とする人文社会科学分野の基礎知識を学修する授業科目を配置しています。2年次以降には、①経済学分野の専門性の確立、②演習を通じた課題探究能力の育成、③経済学以外の視点との連関性を重視した授業科目を配置し、4年次には集大成科目として必修の卒業論文を配置しています。
学修内容?方法
1年次においては、グループワーク、個人による自己学修、選択するプログラムの紹介を組み合わせたスタディスキルズと学部共通基礎科目を履修します。2年次以降は、①「近代経済学」「グローバル経済」という2つの専門領域毎に設定された履修モデルに沿って専門科目を体系的に履修し、専門知識を獲得します。②専門学修と並行して、3年次から演習を受講することにより、社会における様々な問題に目を向け、単なる知識の積み重ねに陥ることなく、経済学の知識を常に現実の問題と結びつけ、「社会を見る目」を涵養します。③モジュールを活用して他プログラムが開設する様々な分野の科目の履修を進めます。
学修成果の評価方法
- 専門知識、課題探究能力及び「社会を見る目」の修得状況を演習において評価します。
- 専門知識、課題探究能力及び「社会を見る目」の修得は卒業論文により評価します。
アドミッション?ポリシー
入学者に求める学力と入学者選抜方法
入学者に求める学力
経済科学部全体
- 経済学?経営学を中心に人文社会科学分野を幅広く学び、地域社会の着実な発展に貢献することを望む人
- 課題を発見し、その解決のために必要な知識?技能を主体的に学修することができる人
- 課題に取り組むために他者とすすんで協働する態度をもった人
- 高等学校教育全般にわたる基礎学力を有するとともに、大学で学修をいっそう深化?拡大することを望む人
- 高校卒業程度の基礎学力を有し、国語?英語の文章読解力および数学的?論理的思考力を備えている人
経済学プログラム
- 社会の多様な問題に強い関心を持ち、課題に向かって主体的に行動できる人
- 経済学の確かな専門知識を身に付けたいと考えている人
- 文系?理系という枠組みを超え、幅広い教養を身に付けたいと考えている人
- 多様性を受け入れ、地域社会や国際社会で活躍する意欲を持っている人
入学者選抜方法
一般選抜
大学入学共通テストの成績で選抜する(基礎的な知識?技能を測る)ことに加え、前期日程試験では個別学力検査を課す(思考力?判断力?表現力等の能力を測る)。
学校推薦型選抜
学校推薦型選抜では大学入学共通テストを免除し、個別学力検査における総合問題によって論理的な思考能力および日本語の理解力?表現力を測るとともに、提出書類(調査書?志願理由書)によって主体的に学習に取り組む態度を測る。
総合型選抜
総合型選抜では大学入学共通テストを免除し、個別学力検査における小論文によって論理的な思考能力および日本語の理解力?表現力を測るとともに、提出書類(調査書?自己推薦書)によって主体的に学習に取り組む態度を測る。
社会人特別選抜
社会人特別選抜では大学入学共通テストを免除し、小論文により思考力?判断力?表現力等の能力を測り、面接により主体的に学習に取り組む態度を測る。