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?平成27年度第2回講演会および懇親会」の開催について

東京事務所

平成28年2月13日(土)に,TKP田町カンファレンスセンターにおいて,「平成27年度第2回講演会および懇親会」を開催します。
当日,下記プログラムで皆様のお越しをお待ちしております。お誘い合わせの上,是非ご参加くださいますようお願いします。

なお,参加のお申込みは,別紙「申込書」(Word:35KB)によりお知らせいただくか,または,

  1. 参加内容(講演会,懇親会)
  2. お名前
  3. 勤務先(名称,所属)
  4. 連絡先(住所,電話番号,FAX番号,メールアドレス)
  5. 卒業年次?学部等名(新潟大学ご卒業の方のみ)

をメール本文に記載し,平成28年2月5日(金)までに新潟大学東京事務所担当課(総務部総務課)へお知らせくださいますようお願いします。
(FAX:025-262-6539,電子メール:tokyo-club@adm.niigata-u.ac.jp

現在,東京事務所は無人となっています。 御用の方は,新潟大学総務部総務課広報企画係(電話:025-262-6209) へご連絡ください。

概要

日時

平成28年2月13日(土) 14:30~18:30

場所

TKP田町カンファレンスセンター(定員80 名)(http://tkptamachi.net/
(東京都港区芝5-29-14田町日工ビル,JR 『田町駅』三田口(西口)徒歩5分、都営地下鉄浅草線?三田線 『三田駅』A1又はA3出口 徒歩5分)

講演会 (14:30~16:45 会場:TKP田町カンファレンスセンター2階 カンファレンスルーム2A)

開会の挨拶 高橋 姿 新潟大学長

講演

(1)「日本の独自海洋資源としてのメタンハイドレード —研究開発の現状と将来展望—」

福岡 浩 氏 新潟大学災害?復興科学研究所 副所長?教授
【概 要】??「燃える氷」として広く知られるようになったメタンハイドレートは,水分子が作る多面体のケージの中にメタン分子が取り込まれたもので,分解すると常温常圧で約160倍の体積のメタンガスを放出する。近年,日本近海に広く多量に存在していることがわかってきた。太平洋側の海底面下深い土層中に形成されている「砂層型」の場合,従来の石油天然ガスの調査および採掘技術を応用することで採掘可能と考えられ,日本政府も多くの研究調査費を支出してきた。一方,これとは別に民間企業の努力で「表層型」と呼ばれるメタンハイドレートが主に日本海側の海底表層に多量に存在することが明らかになり世界的に注目されている。自然に分解し,メタンプルームと呼ばれる大量に吹き出される泡からなる柱は海上からも簡単に捉えることができ目印となっている。海底面あるいはごく浅い所に存在することでより低コストで資源回収できる可能性が指摘され,特に新潟沖の表層型メタンハイドレートについては従来最も多くの調査が行われてきた。メタンハイドレートの技術開発をめぐる技術動向と新潟大学で取り組んでいる研究について紹介する。

【講師略歴】

昭和54年京都大学理学部入学し,大学院理学研究科修士課程,博士課程において地球物理学を専攻し,平成4年大学院博士課程修了,京都大学博士(理学)。日本学術振興会特別研究員を経て,平成5年9月京都大学防災研究所助手に採用された。平成8年4月助教授昇任,平成19年4月准教授の後,平成26年4月新潟大学 災害?復興科学研究所教授に着任。平成27年度より副所長。専門は地すべり学。

(2) 「技術革新の加速化による、社会的特異点と新しい世界の現出」

齊藤 元章 氏(株式会社PEZY Computing代表取締役社長,株式会社ExaScaler創業者?代表取締役会長,
UltraMemory株式会社創業者?会長)
【概 要】??「シンギュラリティを提言するレイ?カーツワイル氏は「情報」という観点から6つのエポック(進化段階)を説明したが,我々は現実世界として社会的生活を送っており,その視点は我々人間自身が主体である。その意味で,レイ?カーツワイル氏の6つの進化段階では明確に説明されない特異点の前段階である”前”特異点こと”プレ?シンギュラリティ”が,現在を生きる我々にはより重要な意味を持っており,それは社会的特異点として捉えられるべきものである。技術革新の加速化によって,我々が間もなく経験することになる「プレ?シンギュラリティ=社会的特異点」について概説する。」

【講師略歴】

新潟大学医学部卒業(医師),東京大学大学院医学系研究科修了(医学博士 )
東京大学医学部付属病院放射線科の研修医期間修了後,大学院入学と同時に学外に医療系法人を設立して研究開発を開始。3年後の1997年には米国シリコンバレーに医療系システム及び次世代診断装置開発法人を創業。社員350名を登用して世界の大病院を中心に8千超のシステムを納入。2003年には米国インテル社のアンドリュー?グローブ会長とクレイグ?バレット社長兼CEO(当時)の推薦で,日本人初のComputer World Honors(米国コンピュータ業界栄誉賞)を医療部門で受賞。
東日本震災を機に,海外での研究開発と事業経験を日本の復興に活かすために拠点を日本に戻し,医療分野に限定されない自然科学と産業全般の研究開発に方針転換。これまで研究開発系ベンチャー企業10社を創業し,累計売上額は1,000億円を超える。自ら発明して出願した特許は70件を数え,現在は次世代スーパーコンピュータ技術を開発する。

閉会の挨拶  三輪 正明  新潟大学東京イノベーションクラブ会長

※事前申し込み制で,どなたでも聴講可能。

懇親会 (17:00?18:30 会場:TKP田町カンファレンスセンター地下1階 カンファレンスルームB1A)

大学から高橋 姿学長 他,理事の方々および講演会の講師を囲み,新潟大学の酒を飲みながら懇親を深めて頂きます。

参加費等

本懇親会はクラブ会員限定で会費は3,500 円です。
※当日,クラブ会員への入会も可能。
正会員:法人(入会金10,000円,年会費10,000円)
個人(入会金1,000円,年会費1,000円)