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平成23年度前期 9 発見!糸魚川ジオパーク –見つけてみよう,“大地の公園”の化石-
理学部?自然科学研究科公開講座
講座の概要
2009年,糸魚川ジオパークは世界ジオパークに認定され,糸魚川の地層や化石,岩石?鉱物の重要性が再認識されています。本講座では,糸魚川で の化石採集を通してジオパークの魅力を探りつつ,5億年前にさかのぼるその歴史と日本列島の縮図というべき地質の多様性を解説します。
講座の内容
日 程 | 講 義 題 目 | 講 義 内 容 | 講 師 |
7月9日(土)9時45分~10時00分まで開講式を行います。 | |||
7月9日(土) 10時~11時30分 |
糸魚川ジオパークとは? | 世界ジオパークに認定された糸魚川ジオパークには何があるのでしょうか。糸魚川に見られる多様な地層や岩石,化石を紹介しつつ,その地質学的な特徴と歴史を解説します。 | 自然科学系(自然科学研究科) 准教授 栗原 敏之 |
8月20日(土) 8時~18時 (日帰り見学旅行) |
糸魚川ジオパークの化石 -ジュラ紀の世界をのぞいてみよう | 糸魚川ジオパークには日本有数のジュラ紀の地層である「来馬層群」が分布しています。 この日帰り見学旅行では,糸魚川市市振大平川の河原を訪れ,来馬層群に由来する岩石をハンマーで割り,岩石の色,粒子の大きさ,化石の種類?岩石中の産状?保存の状態を観察し,含まれる化石を採集します。 後半はフォッサマグナミュージアムにて,来馬層群の地質学的な位置づけや採集した化石の意義に着目し,見学します。 |
自然科学系(自然科学研究科) 准教授 栗原 敏之自然科学系(理学部)地質科学科 教授 松岡 篤 |
8月27日(土) 10時~11時30分 |
化石の同定と学術標本 | 野外で採取された化石は,分類学的な研究を経て学術標本となります。この講義では化石とは何かを概説し,8月20日の見学旅行で採取した化石を材料として,実際の標本や文献を参考に名前をつけ,学術標本の作製を行ってみます。 | 自然科学系(理学部)地質科学科 教授 松岡 篤 |
8月27日(土)11時30分~11時45分まで閉講式を行います。 |
- ※申込みを希望される方は,必ず事前に下記連絡先へ電話での連絡をお願いします。
- ※本講座では,万が一の事故に備えて,傷害保険に加入します。
手続きの都合上,募集人員に余裕がある場合であっても,募集期間を過ぎてからのお申込みは,受付致しかねますのでご了承願います。 - ※日帰り見学旅行参加者は,他に入場料が必要です。開講初日に徴収します。
連絡先
新潟大学研究支援部産学連携課
電話 025(262)7633
月~金曜日(祝日を除く) 9:00~17:00