2010年6月14日，新潟大学は湖南大学（中国?湖南省長沙市）と大学間交流協定（学術交流?学生交流）を締結しました。
湖南大学は，中国の国家重点大学の１つで，通称「985プロジェクト」のトップ38校に選ばれており，その起源は西暦976年に設立された岳麓書院（現在も同大の教育?研究機関として稼働）まで遡る世界的にも屈指の伝統校です。また，会計学院，法学院，計算機?通信学院，化学化工学院，外国語学院，国際教育学院，岳麓書院，教育科学研究院など31学院を，また国家級科学研究機構を３ヶ所，部?省級科学研究機構24ヶ所を有する総合大学です（専任教員は約2千名，学生は約3万名）。
今回の協定締結により，幅広い分野での研究交流及び学生交流が行われることが計画されています。特に，両大学の交流の発端ともなった，湖南大学岳麓書院と人文学部關尾史郎教授?学部長らによる継続中の共同研究をはじめ，中国政府「五千人計画」による大学院生の受入を含む総合的研究交流が期待されています。

張強?湖南大学副学長（左）と下條学長

両大学関係者